第3話 君より小さな僕
君より数十センチも背が高いのに
君より手は3倍は大きいのに
君より体は大きいのに
君の笑顔よりテンションが低く
君の心より臆病で心は小さく
君の行動より慎重に小さく
「どうしたの?」
そうやって僕を見上げる君に
僕は弱すぎるんだよ
君は知らないだろうけれど
「なんでもない」
また目をそらしてしまうけれど
君が好きなんだよ
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