«私»の原点



幼い頃から 私には

夢があった

その夢には

亡くなった父が大きく影響してる


四歳のとき

はじめて であう


うたというものに


父は声が大きくて

豪快な人だった 

が、父のうたに触れる


その歌声は

やさしさそのものだった

キヲクの中

父の歌声は

なおも私を包み込むそして

酔いしれる


ボクは父のうたを聴くうちに

音楽そのものに 惹かれていく


2人だけで 録音TAPEに吹き込んだ

2人の歌合戦


父にうたをならう


はじめてのような

そのうたうという こと

そのものを私は愛し始めていた


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