□□□■１■□□□

　感情の読めない顔つきで、那（な）岐（ぎ）がいった。

那岐「冗談は、さておき――」

那美「……冗談かよっ！」

那岐「国（くに）生（う）みしましょう」

□□□■２■□□□

　那岐は、グッと那（な）美（み）の腰を引きよせる。

那美「キャッ――」

那美［ナギくん、大胆～］

□□□■３■□□□

那岐「俺のモッコリを――」

那美「あん♡」

那岐「那美さんの……穴に」

那美「はんっ、ハァハァ……」

那岐「あれっ……うまく入りません」

那美「大丈夫……焦（あせ）らなくても」

□□□■４■□□□

　自分の“でべそ”を、那美の“ひっこみべそ”に入れようとしている那岐。

那美［その発想はなかったー！］

　那美は目をつむり「んー」と口をへの字にする。

那岐「俺、でべそなんですよ」

那美［なんで、うれしそうなのー！］

　那美のくちびるが、ふるふると震えていた。

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