よりみち回 仕事のモチベと、執筆のモチベ
すみません。また間が空いてしまいました。
しかも、一ヶ月以上……。
小説執筆の方に集中し過ぎて、疎かになってしまいました。不定期更新とはいえ、一ヶ月以上は開き過ぎ……。
今回は、よりみち回第2回にします。
前回は、「自立支援医療受給者証」が届き医療費に適用された話と、自己肯定感の低下の話をしました。
なので今回は、自己肯定感低下に繋がるかもしれない、モチベーションについて書こうと思います。
私はなぜこんなにも、仕事における自己肯定感が低くなってしまったんだろう、と考えました。
昔は普通に仕事ができていました。シフト通りに出勤し、同僚と協力して魚有無をこなし、上手く関係が築けない人がいることもありましたが、愚痴を言い合える仲間がいたので、何年も勤続できていました。
では。なぜ今は、仕事に対する自己肯定感が低くなり、すぐに不安に襲われてしまうようになったのか。
それは。自分の選択が原因の一端にあるのではと、考えたんです。
20代中盤頃にうつ病を自覚したことを、以前書きました。その時に勤務していた職場は、診断後に退職してしまいました。一つは、ストレスが溜まりやすい職場だったから、という理由で。
私は元々、ストレスを溜めやすい性質なんです。職場では不満は吐くけど、家には絶対に仕事は持ち込みたくない人で、家族に不満を漏らすことは今までの人生で一度もありません。たぶん、ストレスを発散しきれていなかったんです。
そして、もう一つの理由が
「うつ病なんて厄介な病気を抱えたら、もう辞めるしかないな」
と、会社・社会から見た自分の価値を見極めて諦めたこと。それが、大きな理由です。
その後も、接客業を続けましたが、どこの職場でもストレスを溜め、次第に、勤務の継続が半年間が限界だと気付きました。だけど、『身体表現性障害』などの精神疾患を患って、治って、また半年で限界が来るんじゃないかと不安を抱きながらも、接客業を選びました。
仕事に役立てる資格も何もなかったので、半ば已む無しで続け、辞めては次を探し……。と、この流れは、以前もお話したと思います。
自分はどうして、諦めを繰り返したんだろう。ストレスや精神疾患だけが、理由だろうか。そう考えた時に、もう何年も続けている創作活動と比較してみたんです。
まず仕事は。作業が遅いとか、説明の理解ができないとか、お客さんからクレームを受けていたとか、いわゆる「できない従業員」ではありませんでした。寧ろ、慣れると作業は早いし、自分で考えて行動することもでき、先輩や上司に褒められることもありました。
アルバイトやパートだったので昇給はありませんが、私は昇格に興味がなかったので、ほとんど待遇に不満を抱いたことはありません。辞める理由は、先程書いた2点です。
一方の創作活動は。現在、webサイトにて小説を書き始めて8年目くらいになりますが、自分的に徐々に力は付けている気はしても、PVや評価は伸び悩んでいます。流行りものを書かないというのも一つの理由かもしれませんが、コンテストで落ちても、それでも私は書き続けています。
ここで。この2つをわかりやすく比較したいのが、「モチベーション維持の原動力」です。
「モチベーション維持の原動力」とは、仕事なら「給与や上司からの評価」、web小説なら「読者からの評価やコメント」です。
私は、仕事は給与がちゃんともらえればそれでいいと考える人です。なので、金額があまりにも少なくなければ、文句は言いません。だけど、ストレスで限界になったり精神疾患を患うと、すぐに諦めてしまいます。
web小説の方は書いた通りで、思い通りの結果は出せていません。評価もそれなりで、寄せられるコメントも少ないです。だけど、不満に思ったり、誰かに八つ当たりすることなく、自分の力不足を自覚して次へ進みます。
小説は、ほしい「評価」が得られなくても、続けられています。でも仕事は、不満のない「評価」をもらっていても、続けられない。つまり、モチベーションが違うんです。
「モチベーション維持の原動力」は、対象への熱量の違い。小説は、物語を創り出すのが好きです。だけど、仕事の何が好きかと問われても、私は何が好きかを答えられません。それが私の、2つの対象への「モチベーション維持の原動力」の違いです。
もしかしたら。諦めて職を転々としていなければ、どこかで仕事の楽しさを見つけて、続けるモチベーションにできたかもしれません。そして、自己肯定感がなくなることもなかったのかもしれませんね。
前回の更新後。クリニックに行き、不安を抑制する効果が強めの薬にしてもらいました。
飲み始めて3週間ほど経ちますが、次の仕事のことを少しは考えられるようになりました。
まだ何の職種にするのか。一人作業が合わなそうだから、また接客業に戻るのか。はたまた、「精神障害者保健福祉手帳」を交付してもらうことができて、自分に合った職場を見つけられるのか。
とりあえず。私が仕事を長く続けるには、モチベーションを見出すこと。それが、この先の課題となりそうです。
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