第44話 暗闇

どこで間違えたんだろう。


私にとってはまだ1年。

彼にとってはもう1年。

とっくに過去の事。


突然手を離されて、

迷子の私。

どこへ進めば良いのか、

どう気持ちの整理をしたら良いのか、

まだ答えを出せないでいる。

この想いはいつまで続くのか、

苦しみから逃げたくて、

消えてしまいたくなる。


いっそ、気が狂ってしまえば楽なのに


この想いも、私の事も消して下さい。

皆の中の私も消して下さい。


彼の中だけで生きていたい。


別れを告げられない彼は私にとってはルール違反

でも、彼にとっては自然な事だったのかもしれない

直ぐに社内恋愛を繰り返す彼も、私と彼の関係を知っていて彼にちょっかいを出していた彼女も、

私にとってはルール違反。


私は、ありのままを受け入れる。

私のルールに彼等を当てはめるから辛くなる。


元々違う世界で生きていたんだ。

たまたま、少し交わっただけなんだ。



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