第4話 給食ナゾの味変事件!
1.給食の異変!?
オレの名前は青木真人(あおき まこと)、小学4年生。
将来は名探偵になる予定で、これまでに数々の(小さな)事件を解決してきた。
「消しゴム紛失事件」、「ハム吉失踪事件」、「メガネ紛失事件」。
学校の平和は、オレの名探偵としての活躍によって守られている!
そして、今日もオレは新たな事件と遭遇することになった——。
それは……
「給食の味がなんか変!!」事件である!
2.異常発生! カレーの味が……!?
事件が起こったのは、給食の時間だった。
この日のメニューは、オレの大好きなカレーライス。
「よーし! 今日はカレーだ! 給食のカレーは最高だからな!」
テンションMAXでスプーンを握りしめたその瞬間——
「……あれ?」
隣の席の健太が、スプーンを口に運んだあと、なんとも言えない微妙な顔をしている。
「おい、どうした? うますぎて言葉が出ないのか?」
「いや、なんか……味が変なんだよ……」
「なにぃ!?」
オレは急いでスプーンをカレーに突っ込み、口に運ぶ。
モグモグ……。
…………
……
……
「なにこれ、甘っっ!!?」
そう、カレーがやたらと甘いのだ!
オレは慌ててカレーの鍋をじっくり観察した。
いつもの給食カレーと見た目は変わらない。
でも、食べるとめちゃくちゃ甘い!!
「こんなのカレーじゃない! ただのカボチャスープだ!!」
「いや、それは言いすぎじゃない?」
冷静なツッコミを入れる早紀を無視し、オレは事件の匂いを感じ取っていた。
これはただ事じゃない。
明らかに何かがおかしい!
「よし、これは名探偵マコトの出番だ!!」
3.捜査開始! 何が起こったのか!?
まずは状況整理だ。
・カレーは甘い。
・見た目は普通のカレー。
・他のクラスのカレーは普通の味だった。
つまり、異常が起きたのは4年1組のカレーだけ!
「これは……誰かがカレーに何かを混入した可能性がある!」
「いや、そんな大げさな話?」
「ふっ……大げさではない。カレーの味が変わるというのは、世界の危機にも等しい事態なんだ!」
「いや、そんなことはない」
冷たい目を向ける早紀に負けず、オレは名探偵らしく推理を始めた。
「先生! このカレーを作ったのは誰ですか!?」
「給食のおばさんたちだけど……?」
「そのとき、何か不審なことはありませんでしたか?」
「うーん、特に……あっ!」
「何か思い出しましたか!?」
「そういえば、今日は栄養指導の先生が見学に来ていたのよ」
「栄養指導の先生……?」
「うん、新しい健康メニューを考えるために、給食に特別なアレンジを加えるって言ってたわね」
「特別な……アレンジ!?」
4.真相は意外なところに!?
オレたちは急いで給食室へ直行!
そこには、白衣を着た栄養指導の先生がいた。
なんか満面の笑みで、すごく満足そうな顔をしている。
「あら? どうしたの?」
「先生! 今日のカレーの味が変です!!」
「あら~、気づいたのね! すごいわ!」
「やっぱり先生が何かを……!?」
「ええ、今日は特別に『健康カレー』を作ってみたの!」
「健康カレー……?」
「普通のカレーには砂糖を入れないけど、今日は特別にハチミツをたっぷり入れてみたのよ!」
「ハ、ハチミツ……!?」
給食室に響く衝撃の事実。
「お砂糖よりもハチミツの方が健康にいいし、甘みもマイルドで食べやすいのよ!」
「いやいやいやいや! それでカレーが甘くなったんですね!?」
「ええ、そうよ! どう? おいしかった?」
クラスのみんなの反応を見ると——
「いや、やっぱり普通のカレーがいい!!」
みんな一斉にそう叫んだ。
「しょ、ショック……!」
先生はがっくりとうなだれていた。
5.事件、解決! でも……
「なるほど、今回の犯人は……ハチミツだったわけか!」
「いや、別に事件じゃないじゃん!」
早紀がバッサリ切り捨てるが、味の変化は立派なミステリーだ!
「とにかく、カレーは普通の味が一番だってことが分かったな!」
「うーん……でも、せっかく作ったのに……」
先生がしょんぼりしているのを見て、オレはちょっとだけ罪悪感を覚えた。
だから、オレはスプーンを持って、もう一度甘いカレーを口に運んだ。
「……まあ、これはこれでアリかも?」
「おお! ありがとう、名探偵くん!」
「ただし、明日からは普通のカレーに戻してください!」
「そ、そうね……」
こうして、「給食ナゾの味変事件」は無事に解決したのだった。
6.そして新たな事件発生!?
次の日——。
「真人、大変よ!」
「なんだ!? また事件か!?」
「学校のウサギが増えてるの!!」
「な、なにぃぃぃ!?!?!?」
こうして、次なる事件「ウサギ増殖事件」が幕を開けるのだった——!!
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