第8話・運営の粋な計らい?
【第2次ゲーム『チームバトル』を始めるよ〜!】
そんな甲高い声のせいで目が覚める。
素早く、俺はご飯を食い、着替えて準備する。
美翼も、この声に気づいて、早足で準備している。
準備し終えた後に、お約束の転移が起こり、別の部屋へと移動される。
【ここはAチームの部屋となります】
そう放送されて、オレ達五人は連れてこられた。
俺と美翼と他の女子二人と男子一人だ。
「こんにちは、俺の名前は灰島条牙と申します、これはチームで戦うゲームだとするなら、仲間の中での情報共有はした方が良いと思います」
「そう、それなら仕方がないわね。あたしの名前は
「こちらもよろしくお願いします…、ボクの名前は
千早明利に千早静空とは、苗字的に姉妹か双子だな。
「俺様は神羅羅電様だ!がっはっは!!!」
なんか聞いたことある声だと思ったら、第1次ゲームの相手だったか。
「では、交流という訳ではありませんが一人づつ異能名と詳細を話しましょう」
そう言って俺は、最初に異能・
「なんかややこしすぎて、俺様には分からないが、兄貴はすごいということだな!」
何故に兄貴!?
「兄貴ってなんだよ!?」
「俺様はな!今までは一戦百勝の無敵だったんだ。だから、そんな俺に勝ったやつは兄貴が初めてだから、そう呼んでるだけだ」
ツッコミたい事は、色々あるが今はそれは置いておこう。
「次に美翼に異能と詳細を聞こうか」
「私の異能・愛の
いつ聞いても、この異能はやばい。
「すごいです…!つまりは、自分が好きな人に矢を当てれば…うへへ…」
静空は結構やばい事考えるな…
「次にあたしね、あたしの異能は
信じ込ませる…?
「千早明利、君の異能・
流石になんでも言った事を信じてもらえるなんて、強すぎる。
「あたしのことは明利とでも言ってくれる?でも、たしかに、なんでもは無理だわ。例えば、今あたし達が陸上に居るのに、『あなたは海に居て怖くなっている』とかのは無理ね」
そこはまた要確認が必要だな。
「次にボクの異能ですね…、ボクの異能は
使い方によっては、ぶっちぎりに強くないか!?
「次に俺様の異能か!俺のいn…」
「良し、自分達の異能はわかったことだし、せっかくだからチーム名を決めないか?」
「なら、これなんかどうです…?」
静空は俺の耳元で囁く。
「静空の案で決定だ。」
チーム・異能なオレ達
次回から第2次ゲーム『チームバトル』の戦いが始まる!
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