9月末
出会いは突然でした。
幼い頃は追いかけても追いかけても、その透き通る羽をはばたかせて逃げていく。
そんな彼女が今目の前に。
そっと手をさし伸ばすが反応がない。
幼い頃の様にまた逃げてしまうかもしれないがもう1度、
今度はその手に触れてみた。
……
ダメだ、やはり私の想いのままにはいかないのか。
彼女はどこかへ行ってしまった。
!?
さっきのは幻だったのか?先ほどとまったく同じ所に彼女はいた。
もうこんなチャンスは2度とないだろう、もう1度手を差し伸べてみる。
なんと今度は彼女もその手を私の手に触れてきた。
彼女はその手を1本、
また1本と私の手に重ねてついには私にその体全部を預けてきた。
今の今までこんな事は漫画での世界だけの話だと思っていたが、
実際体験してみると実に楽しい。
ほんの数秒の出来事だったけれど、
それは、思い出の引き出しにそっとしまいたくなるような体験だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます