第2話 万博土産を買う

 新大阪駅に着いた。以前来た時にも、新大阪駅には万博グッズのショップがあった。万博会場内では混んでいてお土産を買えないかもしれない。ここでちょっと見て、最低限買わなければならないお土産は買ってしまおう。帰りは新大阪駅を使わないので、ここで買うなら今しかないのだ。とはいえ、スーツケースがパンパンで、後からファスナーを開けて広がる分しかお土産は買えない。なるべくコンパクトなやつを買おう。

 新大阪駅には、以前よりももっともっと、たくさんの万博土産が売っていた。ミャクミャクグッズもそうだし、お菓子などもたくさん。改札の中も外も。

 というわけで、いくつか買った。整形外科と眼科で万博のボランティアをしに行くと言ってしまったので、何か買って持って行こうかと思い、病院の受付などに飾ってもらえるようなアクスタを買ってみた。後で6種類のうちのどれが入っているのか分からないものだと知った。家に帰ってから開けてみたら、にっこり顔のミャクミャクと、お口をへの字にして慌てて走っているようなミャクミャクだった。人にあげるなら笑っている方がよかったが、まあ、整形外科はお口がへの字の方でいいか。整形外科に来る患者さんは皆、どこか痛い人だから。(結局、整形外科では渡しそびれた)

 箱のお菓子を3つ買った。どれもミャクミャクがプリントされているお菓子だ。ミャクミャクが色鮮やかで可愛い。

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