第8話

 久留米市役所――アリスとの出会いは、ユイとレオンのこれまでの認識を根底から覆した。彼らは、自分たちが世界の存亡に関わる「特異点」であり、これまで戦ってきた魔物たちが、次元の歪みが生み出す現象であることを知った。そして、その歪みをさらに拡大させ、混沌から新たな秩序を創造しようと企む「闇の組織」の存在。彼らの旅は、単なる辺境の町を守ることから、世界の運命を賭けた壮大な使命へと変貌した。

「調和の器」を起動させるため、ダンジョン最深部の歪みの源を目指す旅は、これまで以上に過酷だった。アリスは、次元修正計画の総指揮官として、彼らを支援した。彼女は、高性能な分析装置を携え、次元の歪みの予測や、闇の組織の動向を分析し続けた。彼女の冷静な判断と、膨大な知識が、彼らの道のりを照らす灯台となった。しかし、アリスもまた、常に睡眠不足と、精神的な重圧に苛まれていた。彼女の目の下には、深い隈が刻まれ、その口元からは、常に微かな鉄の味が漂っていた。それは、過度な集中と、思考の熱によるものだった。

 旅の道中、彼らは闇の組織が放つ、新たな刺客たちと遭遇した。彼らは、次元の歪みによって特殊な能力を得た者や、元の世界から転生してきた者たちで構成されていた。

 最初の刺客は、「時間断裂者」を名乗る男だった。彼の能力は、周囲の時間を分断し、特定の空間を過去や未来に飛ばすこと。彼が作り出す時間の裂け目は、まるで久留米の旧い橋が崩壊した後のように、空間そのものがねじ曲がって見えた。ユイたちは、過去に飛ばされた町で、若き日のレオンと、彼が失った大切な人「リリィ」の幻影と遭遇した。リリィの姿は、まるで霧のように朧げで、彼女の笑顔は、悲しいほどに鮮明だった。

「リリィ……!」レオンが叫び、その幻影に手を伸ばす。彼の指先は、虚空を掴むだけだった。彼の脳裏には、ダンジョンの奥深くで、リリィが魔物の瘴気に倒れた瞬間の光景が蘇る。あの時、自分は何もできなかった。その無力感が、彼の心を深く抉る。久留米の夏の夕暮れ、友人との別れ際に感じた、あの胸の締め付けられるような痛みが蘇る。

 ユイは、レオンの苦しむ姿を見て、胸が締め付けられる思いだった。彼女は竜の言葉を借りて、過去の時間を安定させる歌を歌い、時間の裂け目を閉じることに成功した。歌声は、レオンの心に染み渡り、彼の瞳から、一筋の涙が流れ落ちた。それは、悲しみだけでなく、彼女への感謝と、未来への希望を宿した涙だった。

 レオンは、この経験を通して、過去の囚われから少しだけ解放された。彼は、闇の組織の刺客が、人々の心の弱みにつけこむことを理解し、新たな対策を練り始めた。彼の工房には、幻影を打ち消すための特殊な波動を発生させる装置の設計図が並べられ、そのどれもが、彼の過去の痛みを乗り越えようとする、強い意志を感じさせた。

 次の刺客は、「空間掌握者」と名乗る女だった。彼女の能力は、周囲の空間を自在に歪め、閉じ込め、あるいは切り裂くこと。彼女が作り出す空間の歪みは、まるで久留米の巨大な鏡が、無数の破片に砕け散った後のように、現実がねじ曲がって見えた。彼らは、迷宮のような空間に閉じ込められ、方向感覚を失った。空間の歪みによって、空気の密度も不規則に変化し、呼吸をするたびに、微かな圧迫感を感じた。

 ユイは、竜の言葉を借りて、空間の法則を安定させる歌を歌い、閉ざされた空間を解放した。歌声は、迷宮の壁に響き渡り、空間がゆっくりと元に戻っていく。レオンは、ユイの歌声に合わせて、空間掌握者の能力を逆手に取る装置を開発した。彼は、空間の歪みを利用して、逆に相手の動きを封じるフィールドを形成することに成功し、空間掌握者を打ち破った。その装置からは、微かな電磁波の音と、オゾンの匂いが漂い、それが彼の勝利を物語っていた。

 この戦いを通して、ユイとレオンの連携はさらに深化していった。互いの能力を補い合い、支え合うことで、どんな困難も乗り越えられるという確信が、彼らの間に芽生えた。戦闘中に、レオンが咄嗟にユイを庇い、彼女の身を守る場面が何度かあった。彼の腕は、以前よりもずっと力強く、ユイの体をしっかりと支えてくれた。その腕から伝わる、温かい感触が、ユイの心に静かな安堵をもたらした。久留米の夏の夜、遠くで聞こえる花火の音に、手を握りしめた時の、あの確かな温かさと同じだった。

 旅の終わりに見えてきたのは、ダンジョン最深部に広がる、巨大な地下空洞だった。そこには、次元の歪みの源である、禍々しい輝きを放つ「虚無の泉」が脈打っていた。泉からは、空間そのものがねじれていくような圧迫感と、甘く、しかしどこか腐敗したような、得体の知れない匂いが漂っていた。久留米の古いトンネルの奥底に感じる、あの独特の冷たく湿った空気に似ていた。

 そして、泉の前に立ちはだかるのは、闇の組織の首魁「ゼロ」と、その側近たちだった。ゼロは、漆黒のローブを纏い、その顔は深いフードに隠され、表情を窺い知ることはできない。しかし、そこから放たれる圧倒的な存在感は、ユイとレオンを震え上がらせるのに十分だった。

「ようこそ、特異点たちよ。ここまで来るとは、見事なものだ」 ゼロの声は、空間そのものに響き渡るような、重厚な響きを持っていた。その声は、久遠の昔から語り継がれる、邪悪な神の声のように、畏怖と絶望を呼び起こした。

 ゼロの側近たちは、これまで戦ってきた刺客たちよりも、さらに強力な能力を持っていた。一人は、触れたものの「概念」を歪める能力を持つ「概念破壊者」。もう一人は、あらゆる「情報」を操作し、偽の現実を作り出す「情報操作者」。彼らの能力は、ユイとレオンの理解を遥かに超えていた。

 概念破壊者の攻撃は、ユイの治癒の歌の概念を歪め、歌声が空虚な音に変わってしまう。レオンの装置は、存在の概念を歪められ、ただの金属の塊になってしまった。情報操作者は、彼らの視覚や聴覚に偽の情報を送り込み、互いの姿を認識できなくした。ユイの目には、レオンの姿が、かつて失われた大切な人々の幻影として映し出され、耳には、愛する者たちの断末魔の叫びが響き渡った。

「レオン……どこ!? 助けて……!」 ユイが、恐怖に震えながら叫んだ。彼女の脳裏には、久留米でのOL時代、一人、残業で会社に閉じ込められ、深い孤独感に襲われた夜のことが蘇る。

 レオンは、情報操作者の作り出した偽の現実の中で、ユイの姿を認識できず、焦燥に駆られていた。彼の脳裏には、リリィを失った時の無力感が再び蘇る。しかし、その時、彼の耳に、遠くから聞こえるユイの歌声が届いた。それは、歪んだ情報の中で、唯一、真実を告げる声だった。

「ユイ! 聞こえるか! 俺はここにいる!」 レオンは、力の限り叫んだ。彼の声は、情報操作者の作り出した偽の現実に反響し、ユイの心に届いた。ユイは、その声に導かれるように、レオンのいる方向へと手を伸ばした。彼女の指先が、レオンの手に触れた瞬間、偽の現実が崩れ去り、二人の姿が再び認識できるようになった。

「概念を歪めるなら……概念そのものを消し去る!」 レオンは、破損した装置を修理し、概念破壊者に向かって、無の概念を放つ光線を放った。光線は、概念破壊者の存在を根底から揺るがし、彼は苦悶の叫び声を上げながら、虚空に消えていった。その叫びは、まるで魂が引き裂かれるような音で、ユイの耳の奥にこびりついた。

「情報を操るなら……情報そのものを飽和させる!」 ユイは、竜の言葉を借りて、あらゆる生命の情報、世界の森羅万象の情報を凝縮した歌を歌い始めた。その歌声は、情報操作者の作り出した偽の現実を、まるで砂上の楼閣のように崩壊させていく。情報操作者は、溢れんばかりの情報に耐えきれず、その体が粒子となって弾け飛んだ。その音は、まるで無数のガラス玉が砕けるような、しかし耳には届かない奇妙な音だった。

 ゼロは、二人の連携を見て、静かに拍手をした。 「見事だ、特異点たち。しかし、私には届かぬ」 ゼロは、両手を広げ、虚無の泉から湧き上がる莫大な魔力を吸収し始めた。彼の体から、漆黒の瘴気が噴き出し、その姿は、まるで深淵そのものと化したかのようだった。空間が軋み、次元の歪みがさらに加速していく。その圧迫感は、ユイとレオンの体を、まるで押し潰そうとするかのように襲い掛かった。久留米の街全体が、巨大な重力に引きずり込まれるかのような、絶望的な感覚だった。

 ゼロの目的は、次元の歪みを最大化させ、二つの世界を完全に融合させることだった。彼が吸収する虚無の魔力は、世界の法則そのものを書き換えようとしていた。彼の瞳からは、深淵の闇が覗き込み、その中に、久遠の昔から続く、世界の根源的な歪みが渦巻いているのが見えた。

「これは……世界そのものが、私たちを拒絶している」 レオンが、力の限り叫んだ。彼の装置は、ゼロの放つ次元の歪みに耐えきれず、激しく火花を散らしていた。焦げた電子部品の匂いが、彼の鼻腔を刺激する。

 ユイもまた、竜の言葉を借りて、世界の調和を取り戻す歌を歌おうとするが、ゼロの放つ次元の歪みによって、歌声が乱される。彼女の口の中には、鉄の味が広がり、全身が鉛のように重くなった。それでも、彼女は諦めなかった。この世界を、そして元の世界を、この混沌から救い出すために。

「レオン! 調和の器を起動させて! 私が、時間を稼ぐ!」 ユイが叫んだ。彼女の瞳には、死をも恐れぬ、強い覚悟が宿っていた。 レオンは、ユイの言葉に一瞬躊躇するが、彼女の決意を見て、迷いなく「調和の器」へと走り出した。その装置は、虚無の泉の奥に隠されており、辿り着くには、ゼロの攻撃を掻い潜らなければならない。

 ユイは、竜たちと共に、ゼロに向かって突進した。彼女は、これまでのすべての歌を凝縮した「生命と調和の賛歌」を歌い始めた。その歌声は、ゼロの放つ瘴気を打ち破り、彼の体をわずかに揺るがせた。竜たちもまた、ユイの歌声に合わせて、ゼロに猛攻を仕掛ける。彼らの爪と牙が、ゼロの漆黒のローブに食らいつく。しかし、ゼロの体は、まるで虚無そのものであるかのように、攻撃をすり抜けてしまう。

 ゼロは、ユイの歌声にわずかに苛立ちを見せ、彼女に向かって、次元の歪みを凝縮したエネルギー波を放った。それは、空間そのものを切り裂くような、禍々しい輝きを放っていた。ユイは、竜たちと共に、そのエネルギー波を受け止める。全身に激痛が走り、彼女の体は、まるでガラスのように砕け散りそうになる。口から血が噴き出し、その鉄の味が、彼女の意識をさらに朦朧とさせた。久留米の夜、交通事故に遭った時の、あの絶望的な痛みが蘇る。

 その間にも、レオンは調和の器へと辿り着いていた。しかし、器はゼロが放つ莫大な魔力によってロックされており、起動させることができない。レオンは、自身の持つすべての知識と技術を駆使し、ロックを解除しようと試みた。彼の指先は、複雑なコンソールを高速で操作し、その額からは、脂汗が止めどなく流れる。工房で、何日も寝食を忘れて機械と向き合った時のように、彼はただひたすらに、集中し続けた。

 ユイは、ゼロの猛攻を受けながらも、歌い続けた。彼女の体は限界を超え、意識は朦朧としていたが、それでも彼女は、レオンに時間を稼ぐために、歌声を発し続けた。その歌声は、もはや悲鳴にも似ていたが、それでもそこに宿る「希望」の光は、ゼロの闇をわずかに照らしていた。

「諦めろ、特異点よ。お前たちの抵抗は無意味だ」 ゼロの声が、嘲笑うように響いた。彼の体が、さらに巨大化し、その姿は、空間そのものを飲み込もうとしているかのようだった。虚無の泉からは、ますます強大な魔力が噴き出し、次元の歪みが、いよいよ臨界点に達しようとしていた。

 その時、レオンの指先が、最後のコードを入力した。「調和の器」のロックが解除され、器全体が、眩い光を放ち始めた。その光は、世界の調和を取り戻す、希望の光だった。

「ユイ! 今だ!」 レオンが叫んだ。その声は、ユイの朦朧とした意識に、一条の光を差し込んだ。 ユイは、最後の力を振り絞り、歌声を「調和の器」へと向かって放った。彼女の歌声と、器から放たれる調和の波動が重なり合い、ゼロの体を打ち破る。ゼロは、苦悶の叫び声を上げながら、漆黒のローブが剥がれ落ち、その正体が露わになった。そこにいたのは、信じられないことに、かつてユイが元の世界で慕っていた、久留米の会社の社長「黒田」だった。

「く……黒田社長!?」 ユイは、驚きと混乱で、声を絞り出した。目の前の光景が、まるで悪夢のように現実離れしていた。 黒田社長は、歪んだ表情でユイを見つめ、低い声で呟いた。 「まさか、お前がここまで来るとはな、ユイ。だが、これも、世界の摂理だ……」 彼の言葉には、理解できない狂気が宿っていた。

 黒田社長は、次元の歪みに巻き込まれ、この異世界に転生した「特異点」の一人だった。しかし、彼は、その歪みを「世界の進化」と捉え、自らが新たな世界の創造主となろうと企んでいたのだ。彼の目的は、二つの世界を完全に融合させ、混沌の中から、自らが支配する新たな秩序を打ち立てることだった。

「お前たちのような、甘い理想など、この世界には不要だ。混沌こそが、真の秩序をもたらすのだ!」 黒田社長が、虚無の泉の魔力をさらに吸収し、その体が、まるで光を吸収する闇のように膨張していく。彼の瞳からは、深淵の闇が覗き込み、その中に、世界の真実が渦巻いているように見えた。

「レオン! 早く調和の器を!」 ユイが叫んだ。彼女の体は限界だった。ゼロの放つ次元の歪みに耐えきれず、体が悲鳴を上げていた。

 レオンは、ユイの言葉に頷き、調和の器の起動を開始した。器は、泉の魔力を吸収し、それを調和の力へと変換していく。泉からは、漆黒の瘴気と、眩い光が同時に噴き出し、空間が激しく揺れ動いた。久留米の街を襲った巨大地震のように、地面が激しく揺れ、立つことすら困難だった。

 黒田社長は、最後の力を振り絞り、ユイとレオンに向かって、次元の歪みを凝縮した最大の一撃を放った。それは、世界そのものを破壊するような、圧倒的な力を秘めていた。

「ユイ! 俺が守る!」 レオンが叫び、ユイを庇うように、その身を投げ出した。彼の背後から、調和の器が放つ光が、彼らを包み込む。ユイは、レオンの背中に顔を押し付け、彼の温かい体温を感じた。彼の体から伝わる、油と埃の混じり合った匂いが、ユイの心に安堵をもたらした。

 黒田社長の最後の一撃と、調和の器の光が激しく衝突した。空間が白い光に包まれ、何も見えなくなった。耳には、何も聞こえなくなり、ただ、自身の心臓の音が、ドクン、ドクンと激しく響くだけだった。

 どれくらいの時間が経っただろうか。ユイが目を開けると、そこには、静寂に包まれた地下空洞が広がっていた。虚無の泉は、もはや禍々しい輝きを放っておらず、清らかな水が湧き出ていた。そして、黒田社長の姿は、どこにもなかった。まるで、最初からそこに存在しなかったかのように。

 ユイは、レオンの腕の中で意識を取り戻した。彼の体は、無事で、温かかった。 「レオン……」 ユイが、か細い声で彼の名を呼んだ。 レオンは、ゆっくりと目を開け、ユイの顔を見つめた。彼の瞳には、安堵と、そして深い愛情が宿っていた。 「ユイ……無事か」 彼の声は、震えていたが、そこには確かな温もりがあった。

 二人は、抱きしめ合い、互いの無事を喜び合った。彼らの間には、言葉では表現しきれない、深い絆が育まれていた。それは、共に世界の命運を賭けて戦い、死線を乗り越えてきた者たちにしかわからない、特別な感情だった。久留米の夏の夜、打ち上げ花火が終わり、静寂に包まれた河川敷で、二人並んで星を眺めているような、穏やかで、そして尊い時間だった。

 調和の器は、次元の歪みを修正し、二つの世界の法則は、ゆっくりと安定を取り戻し始めていた。これまでの魔物たちは、もはや出現することはないだろう。彼らの「無限ループ」は、ついに終わりを告げたのだ。

 しかし、彼らの戦いは、これで終わりではなかった。アリスは、次元の歪みが修正されたことで、別の問題が発生したことを告げた。それは、歪みが修正されたことで、元の世界の「記憶」が、この異世界に流れ込み始めたというのだ。それは、この世界の住人にとっては、理解不能な情報であり、混乱を招く可能性があった。

 そして、ユイの脳裏には、久留米でのOL時代、黒田社長と交わした会話が鮮明に蘇った。「ユイ、お前は、もっと広い世界で活躍すべきだ。この会社に閉じこもっているのは、もったいない」。あの言葉は、単なる励ましではなかったのかもしれない。

「久留米市役所」の地下施設は、次元の歪みを修正するための拠点であり、アリスは、元の世界から派遣された、未来の科学者だったのだ。彼女の目的は、歪みを修正し、両方の世界を救うことだった。

 ユイとレオンは、新たな使命を帯びた。それは、元の世界から流れ込む記憶の情報を、この世界の住人に合わせて調整し、混乱を避けること。そして、元の世界とこの異世界が、真に調和した形で共存できる道を探ることだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る