悪口タイム

 メッセージのやり取りをしてる人がいないと自然とサイトを開く回数が減る。わたしは焦っていないようだ。よかった、まだマッチングサイトに沼ってない。でも手を繋いでる同年代の男女が不倫カップルに見えてくるようになった。考えてみたら旦那と手を繋いで歩くなんてかなり重い罰ゲームだ。いったいどんなゲームで負けたのだろう。


 以前下着屋さんで見かけた手を繋いだご夫婦も実は不倫カップルだったのかも。旦那の選んだ下着なんて気持ち悪くて身につけられない。それ以前に普段の下着が高いものだとバレでしまう。旦那はきっと安物だと思っているだろう。上下セットで買うと2人の栄一さんが1人の梅子さんに変身する。ときどき梅子さんではなく数人の柴三郎さんに変わる。すごいマジックである。トランプを鳩に変えるマジシャンもすごいが、栄一さんは女装や変身分身までする達人だ。カードで払うので栄一さんマジックを見る機会は少なくなったけど。


 旦那の悪口が多めなのは近くにいるからだ。休日なのだから出かけてこればいいのに。朝からずっとソファーを占領してゲームをしている。寝ながらポテチ食べるのはやめてもらいたい。ソファーに油付くし食べこぼしも気になる。以前何度か言ったが学習能力機能が衰えきった旦那には効果がなかった。もう諦めた。旦那の脳をアップデートしたいが本体の劣化がひどすぎて手遅れだろう。かわいそうに、わたし。


 マッチングサイトには旦那のような男性も登録しているのだろうか。ケチだからお金払ってまで登録しなさそうだけど。もし登録していてうまくいったのなら彼女さんに「休日は旦那使ってください」と言いたい。平日夜もお貸ししますし、なんなら引き取ってもらってもいい。慰謝料の請求なんて物騒なことはしない、ただし返却不可でクーリングオフは適用外である。


あー、スッキリした!卵欲しかったから買い出し行ってこよう。

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