思うがままに
Zamta_Dall_yegna
さいしょに
私は、執筆活動というものを心のはけ口の道具として利用しているところがあります。嫌なこと、苦しいことがあれば文章におこす。それだけでも、随分と気が楽になるからです。後で見てから、このときと今の自分の違いを探して安堵するのです。なので、人に見られた方が良いけれど、見られなくてもよいとも思っています。
物を書く人なら想像がつくとは思いますが、人から評価を貰えば舞い上がるものです。その評価が多ければ多い程、作品への期待も高まる。そのせいで、評価がつかない作品を捨てたくなるときもあります。ですが、本来の目的を思い出すと、そうも思わなくなるのです。本来の目的は、負の感情を作品に落とし込みたい、消化したいというものでした。それならば、わざわざ消す必要もないと思うのです。作品は、そのときの負の感情がそのときのまま保たれているものなのですから。
要するに、私の執筆の原動力には負の感情があり、それを生きたまま保存することに注力して書いているのです。
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