Ice lolly11⋈②
*
そして30分後。私はマンションの前に迎えに来た
白いバイクと黒いバイクが集まる中、
ハニーブラウンの髪に白の特攻服の
黒髪に黒の特攻服の
さらさらな黒髪で白の特攻服の
彼女であり、肩までのピンクブラウンの髪に白の特攻服の
「
「ありす!?」
「ありすちゃん来ちゃだめだ!」
「
「ごちゃごちゃうるせぇな!」
クリーム色の髪をし、黒の特攻服を着た
「ちゃんと掴まってろよ」
「はい」
短く答えると、
すると廃墟まで半分程の場所にジャンプ台のような大きな石が落ちていて避けきれず、上に乗り上げ、そのまま大ジャンプする。
「きゃあっ!」
私の悲鳴が響く。
バイクは廃墟の前に運よく着地した。
廃墟は派手なペンキで落書きされている。
私は
「ありすちゃん!」
「え?」
背後の
――――ドカッ!
背後から鉄パイプで頭を殴られた。
カラーン。
鉄パイプが地面に落ち、
「
あ…
「俺はあの時…
「でも
「ここは…俺に任せろ…! さっさと行け…!!」
私は涙ぐみながらもコクンッと頷き、廃墟の中に入って行く。
天井が少し壊れ、
月のマークに
ペンダントヘッドに雪のマークが付き、
「
呼びかけると、ふたりは私を見るなり目を見張った。
「…ありす!?」
「なんでここに来た!?」
「
「
「くそがっ! こんなことなら生かしておくんじゃなかったわ」
「
「とにかくありす、動くな! こっちに来るんじゃねぇ!」
「やだ!」
私は
夏の夜風が吹いた。
私が着て来た
「私は
「
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