自分的!キャラ同士の会話のコツ!

古時計

キャラの会話に詰まったら

 よし、お金持ちのお嬢様、Aお嬢様と関西弁の庶民、B子さん、二人の会話を描こう!


「ご機嫌よう、B子様」

「おはようさん、Aお嬢」


「」


 ここからどう話広げよう……わかんなーい!


 キャラの会話を広げようとしたら、詰まってしまった。そんな経験ありませんか?自分には良くあります。

 特に、本命の作品を執筆している時はしょっちゅう起こる現象ですね。

 じゃあこの現象、解決するにはどうすればいいのか?


 実は案外シンプルで、作品から一度切り離してキャラクター同士を会話させればいいんです。


 例えば、お題を用意して二人に会話をしてもらう。お題は『じゃがりこ』


 Aお嬢様はお金持ちのお嬢様なので、じゃがりこを知らない。

 B子さんは庶民なので、じゃがりこを知っている。


 そんな条件をつけて一度会話をしてもらいましょう。

 その際、本編を描く様な感じではなく、あくまでも雑談をする様に、自分もキャラクターもリラックスするのが大事です。

 例えば本編よりキャラを少し崩すとか。


「なぁAお嬢、じゃがりこ知っとるか?」


「じゃが……りこ?なんですの?それは」


「お、やっぱ知らんか?お嬢様やからな〜、庶民の食いもんには疎いやろ?」


「まぁ、じゃがりこ。とは食べ物の事なのですね?てっきり『ジャガー・理子』というプロレスラーかと思いましたわ?」


「なんで真っ先に思い浮かぶのがプロレスラーやねん!」


 とまぁ、割としょうもない会話を繰り広げることが大事です。

 とはいえ、それでも会話に詰まってしまうことはあります。そんな時どうすればいいかと言いますと、キャラクターの『してはいけない事』を作ってみるのがいいです。

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