10人の子供

狼少女 雷夢

第1話 普通の日常?

僕の名前は、如月光夜、きさらぎみつやって読むよ。

僕は、上司に無理やりだけど、有給休暇をいただけた!今までの疲労をごっそり落とすぞぉ!温泉にレッツゴー!


店員「いらっしゃいませ。予約をしていらっしゃいますか?」

光夜「はい!19時30分予約の如月光夜です!」

店員「如月様ですね。お部屋にご案内します。」

光夜「ありがとうございます!」

店員「お元気な方ですね」

光夜「こう見えて陰キャなんですよ?」

店員「そんなんですね」

光夜「はい!」

店員「お部屋におつきいたしました。405号室の鍵です。ごゆっくりお過しくだ

   さい。」

光夜「ありがとねっ!」

店員「いえいえ、当然のことなので。それでは。」

光夜「ちょっと待って!」

店員「御用でしょうか?」

光夜「温泉はどこ?」

危うく聞き忘れるとこだったぁ

店員「あそこに看板がございますので御覧ください。」

光夜「あ、わざわざ看板まで立てていたのに気かなくてすみません!」

店員「いえいえ。それでは失礼いたします。」

光夜「はい!」

よし!浴衣ってあるのかなこの旅館?ロービーに行ってみよう。

ぅぁ‐ ぅぁ‐ ぉぃ!!

?なんかきこえたような…ま、いいか

あ!浴衣発見!温泉温泉♪♪

???「お前、来い」

光夜「はぁ?やだdうぅ」

???「死にたくないなら来い」

光夜「なんまえんはか?」※名前は?

???「龍崎大河」

大河「来い!!」

光夜「うー」

バッ!!いってぇ…ここは…小屋?鍵は…開いてる!?ま、に、逃げるかぁ


ーーー温泉入浴中ーーー

光夜「気持ちぃ」

うわっっっっっっっっっっっっっああああああああああああーーーーーーーーん

おちつけぇええええええええええええええええええええええええええいいかげんに!

光夜「子供?」

き、気づかれたぁ!

ジャバァ

光夜「急げ」

光夜「おーいさっきの子どもたち?どこだーい?」

???「来んな」

光夜「え」

???「来んなぁ」

光夜「危ないよ。こんな夜中で、暗い森は。」

???「ここしか居場所がねぇーんだよ」

光夜「え?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る