結婚したら旦那に隠し子がいた

仲仁へび(旧:離久)

第1話 契約結婚してみたら隠し子がいた



 貴族令嬢のキャロラインは、愛や恋に興味がない。

 しかし、貴族の家の娘としての務めは果たすべきだと考えている。

 そのため、愛のない結婚でも良いという男性を探していた。


 だから彼女はお見合いをする度に、「愛がなくても結婚してくれる人が条件ですわ」とストレートに言う。

 大抵はその言葉で引いて、それきりになってしまうが、中には変わり者もいるわけで。


 契約結婚可能と返事をした男性が3人ほどいた。


 キャロラインはその中で一番裕福で、一番家が大きい相手を選んだ。

 彼女は貴族令嬢として満点の答えを出したつもりだった。


 しかし、その相手の男性マクウェルに隠し子がいたのは、大きすぎる誤算だった。


 嫁いだ後ーー


「実は僕には二人の子供がいてね。色々あって、我が家で世話をする事になった、よろしく頼むよ」

「はぁ?」


 その時、夫となったマクウェルが説明したのは、たったそれだけだった。


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