第51話 「猫さん、禁断の“マヨネーズちゅっちゅ”がバレるの巻!〜この味は……恋!?〜」

場面はベスの部屋。二人でホラーDVDを見ながらだらけた夜――


ベス「なんか小腹すいたね〜、なんか食べる?」

猫さん「……いや、俺はこれで」


そう言って猫さんがバッグから取り出したのは――

なんとフルサイズのマヨネーズボトル(業務用)!


ベス「……ん?それ、何に使うの?」

猫さん「いや、別に……チュッチュするだけ」


その瞬間、ベスの脳内に電流が走る⚡

(チュッチュ?……って吸うって意味!?)


猫さん、無言でマヨネーズのノズルを口にあてて、

キュポ……ジュルジュル……


ベス「ちょ、やめなよー!きもいよ!!」

猫さん「これは“生命の汁”……食べるというより、吸うんだ……」

ベス「説明がよりヤバい!!!」


しかも冷蔵庫のマヨも空っぽになってる。


ベス「ちょっと待って!?最近減るの早いと思ったら…!!」

猫さん「……ちゅっちゅ用と、食事用があるべきだと思うんだよね」


そこへ創造主(ベス父の幻影)が登場。


創造主「おまえも吸う側になったか……まさか遺伝か……」

ベス「誰が遺伝子継いでんだよ!てか、マヨ吸う遺伝子いらん!」

猫さん「これは“魂のマヨネーズ”。俺の燃料だよ」

創造主「ワシはバターだったな……」


ベス「親子で吸うな!!!!」


――その後、冷蔵庫の中に「ちゅっちゅ専用マヨ」「料理用マヨ」「非常用マヨ」と書かれたボトルが3本並ぶこととなった。





ちなみに、猫さんは「キューピーしか信用できない」と語るガチ勢。

創造主は「バターで人生を滑らせた男」。

ベスは「もう付き合いきれん!!」と叫びつつも、なんだかんだでマヨネーズ少し好きになったとかならなかったとか。






つづく


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