第4話。『おれの爪!』

爪痕 第四話


scene 1: 玲奈のアパート - 真夜中


正樹は、玲奈のアパートに駆けつけた。ドアを開けると、そこには想像を絶する光景が広がっていた。


部屋は荒れ果て、家具は倒され、窓ガラスは割れていた。そして、玲奈の姿が見当たらない。


「玲奈!玲奈!」


正樹は、大声で叫んだ。部屋の中を必死に探し回った。


その時、正樹は、あるものに気づいた。床に落ちている、血のついた小さなナイフ。そして、壁に書かれた、赤い文字。


「…爪」


正樹は、ゾッとした。玲奈は、連れ去られたのか?それとも…


scene 2: 廃墟 - 深夜


正樹は、警察に通報した後、玲奈を探し始めた。手がかりを探して、街中を彷徨い歩いた。


そして、正樹は、ある廃墟にたどり着いた。そこは、以前から噂されていた、不気味な場所だった。


廃墟の中に入ると、そこには、薄暗い光の中で、玲奈が座っていた。玲奈の顔は、以前とは全く違っていた。


「玲奈…!」


正樹は、玲奈に駆け寄った。


玲奈は、正樹に顔を向け、不気味な笑みを浮かべた。


「…遅かったわね」


玲奈の手には、血のついたペンチが握られていた。


scene 3: 廃墟 - 深夜


正樹は、玲奈に近づこうとしたが、彼女はペンチを振りかざし、正樹を威嚇した。


「近づかないで…!あなたも…」


玲奈の声は、まるで別人だった。


「何があったんだ…玲奈…」


正樹は、震える声で尋ねた。


玲奈は、狂ったように笑い始めた。


「…爪を剥がしてあげる」


玲奈は、正樹にペンチを向けた。


正樹は、逃げようとしたが、玲奈に捕まってしまった。


scene 4: 廃墟 - 深夜


正樹は、床に押さえつけられ、抵抗する事が出来なかった。玲奈は、正樹の爪を剥がし始めた。


激しい痛みと恐怖が、正樹を襲う。


「…なぜ…」


正樹は、苦痛に耐えながら、玲奈に尋ねた。


玲奈は、冷たい目で正樹を見つめた。


「…愛してるから…」


玲奈は、そう言って、さらに正樹の爪を剥がし続けた。


正樹は、絶望の中で、意識を失っていった。


第四話 完

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