FÅ¢(¡<i)TΛ§(ファスィリタス)

加賀倉 創作【FÅ¢(¡<i)TΛ§】

第⬛︎部 ♩¡ v i♩θ ♩——詩節

§-7——子女教育扶養平等法

【問】

 子女の教育と扶養の質が、子女の将来を大きく左右する。結果、人類は持つ者と持たざる者とに分断される。この不平等性を、人類は文明社会の隆盛の中で、ずっと、愚かにも、看過し続けてきた。













【解】

 陽国ビィこく政府は、〈子女教育扶養平等法(以下、子平法しへいほうとする)〉を制定・公布・施行する。同法により、子女は出生後直ちに〈施設ファスィリタス〉に送られることとなる。〈施設ファスィリタス〉で、子女は皆、同等に扱われ、同じ教育、同じ食事、同じ娯楽を選択肢として与えられ、成人の日まで平等条件下で生活を送る。尚、親の血筋や社会的地位による差別を防止するため、親との接触は、声紋変換された電話通信によってのみ許され、子女は親の声も知らなければ顔も知らず、親の経歴や職業や経済状況含め全ての個人情報を知ることが禁止される。例外はない。

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