番外編 最悪な料理エッセイ、始めます

隅田 天美

前編 君は「味の助」を知っているか!?

 料理漫画の歴史は古く、ジャンルも幅広い。


 それこそ、『美味しんぼ』から続く蘊蓄系、『スーパー食いしん坊』に源流を持つ『ミスター味っ子』に代表されるバトル料理系、当連載でも何度か作っている日常系(本作は違うらしいが知らん)『衛宮さんちの今日のごはん』などなど……


 その陰に埋もれて消えてい切った漫画も多い。


 どういう理屈でなった意味不明な当時(そして、今度新作が出るらしい)『魔法少女まどか☆マギカ』にインスパイアされ(便利な言葉)『魔法少女+弁当の理』という意味不明な大風呂敷を広げ、最終的に宇宙まで飛躍した『マジカルシェフ少女しずる』


 逆に『デパ地下』というテーマそのままの漫画もある。



 その中で異彩を放つ料理漫画があった。


『天才料理少年 味の助』


 ストーリーは中学生ながら家のレストランでコックをしている少年、味の助が親友やライバルとの間で成長していく物語……なのか?


 まあ、この味の助という少年。


 よくよく見ると発達障害の私が見ても「おい」と言いたいルール無視な少年だった。


 初登場時。


 家庭科の時間に「オムレツ」を作る課題で何故か「かに玉」を出す味の助。


 ピンチに際して何故か、泣きながら、その場にある食パンを爆食いすると料理のヒントが出る。


 臨終を見て料理のヒントがひらめく。


 

 何より、料理の見た目が……


 ここからは色々カクヨムの規約や下手すればパソコンのセキュリティーに引っかかるかも知れないが、卑猥だった……


 第一話の場合、「よく規制がかからなかった」レベルである(なお、料理は親子丼。具をオムレツみたいに包んだ料理)。


 第二話も表現が……


 

 内容はこうである。


 第一話で料理評論家を打ち破った味の助に不良グループのリーダーが絡んできた。


 しかし、内容は家の精肉店近くにコロッケ専門店が出来て客を奪われ、廃業寸前なので味の助に打開策を求めてきたのだ。


--え? 精肉店ってスーパーならまだしも、お惣菜(=コロッケ)で廃業するものなの?(私の心の声)


 そこで味の助が考案したのが豚・鳥・牛の合いびき肉を使ったコロッケ。


 温度差で味が変わり、!←ここ、重要ポイント



 この時、二十歳過ぎの私は思った。


「これぐらいなら、作れるかも」


 再現料理の第一歩である。(こんな動機、嫌だ)



 豚・鶏・牛のひき肉を買い、ジャガイモをふかして潰し、玉ねぎを炒め買った挽肉を入れ、火が入ればジャガイモと合わせて塩コショウで味付けて冷やし、成形。


 小麦粉、溶き卵、パン粉に付けてサラダ油で揚げる。


 夏の暑い日だった。


 試食。


『さあ、来い! ほとばしる肉汁!』


 が、まあ、当然、漫画みたいに肉汁が出ることはなかった。(当たり前だ)


 というか、食べ進めると豚などの脂がしつこく一個食べるので十分だった。




 次回はもっと最低な料理再現です!













 当時の私への供養になればいいなと思います。

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