出会い(①)

あれから数日。

面倒ごとが多かった。

気もする。

シヨルは相変わらず口が減らないし。


「ねえ!ヨンジュ!」


ソヨン姉様が来た。


「えっあっはいっ?」



「ドサッ」


何やら怪しげな紙の山?

まさか注文?

でも、これは帳簿っぽい。


「今回の売り上げよ」


「え?」


「見てみなさい」


「えっ!」


「50両!?なんで!?」


ソヨンは、予想通りの反応に淡々と訳を言う。


「なんかね、今回は、いいとこの商団が高値で買ってくれたみたいよ」


「私もう大金持ちになれるわ」


と、謎な事を言うヨンジュに、


「もう十分裕福でしょう?」


言う。

ヨンジュはハッとした顔で、


「もうすでに大金持ちでしたね」


と笑顔でいった。

そうした和気藹々とした空気の中、不意にソヨンがヨンジュに1通の文を差し出した。


「あとこれも」


不思議そうな顔をして受け取るヨンジュに、


「ヨンジュ宛だったから。まあ商団でしょうきっと」


というソヨン。

とりあえずヨンジュは文を見る事にした。


「商団から大量注文かな」


「それだと嫌だなあ」


しかし、文は商団からではなかった。


「ハン・グモク?」


ハン・グモクと名乗る人物からだった。

身に覚えのない人物からの手紙に戸惑うヨンジュ。

その内容は、意外なものだった。






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