不登校男子な俺の日常

@hutoukoudansi0116

俺が不登校になるまで

俺は荒井洸太(あらいこうた)、どこにでもいる、とは言えないけれど普通の中学二年生だ、いきなりだが俺は現在不登校になっている、いじめを受けたわけでもないし授業が嫌なわけでもない、けれど、自由を謳い、生徒の自主性を重んじるあの学校に酔いしれ、なんでもしていい、自分は優れていると勘違いした同級生達がなんとなく嫌なのだ。

別に全員が嫌なわけではないが一部の人間は迷惑をかけているわけでもないのに『自由』を盾にして俺に嫌がらせをしてきた、普段から予定が多く部活にあまり行けていなかった俺だが、それが重なり中々行けずにいると、先輩達が許しているのにおせっかいを言ってくる、そんな奴がいたので俺は次第に図書室で勉強するようになり進級目前で不登校になった。

ここまでが中学生になってからの話で今度は中学生になるまでの話をしよう

俺には好きな人がいた、自分勝手で周りに迷惑をかけていた俺に1番優しく接してくれた子だった、もちろん、先生に言われてお世話係をしていることはわかっていた、それでも、そこから友好関係が増え、友達も増えたので俺は嬉しかった、彼女と2人で遊ぶこともあったし、彼女から誘われることもあったので、もしかしたら相手も俺に気があるのかも、愚かな俺はそう勘違いして卒業前に告白し、明確な答えをもらえずに振られた。

これがいままでの話、そしてこれから俺が紡いでいくのは、事実と、そしてほんの少し俺の願望が入り混じった話だ

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