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 今日は看護師さんがおすすめの本を貸してくれたので読んでみました。この本に出てくる登場人物は高校生の主人公と大学生で美人なお姉さんの二人です。


 ある日、美人なお姉さんは主人公に向けて言うんです。


「ありがとう、大好き。こういう言葉は声に出して言うべきですよ。どうしてだと思いますか? それはね、言われた相手が嬉しい気持ちになるからです。君が心の中で思ってる『ありがとう』とか『大好き』を声に出して伝えるだけで、その人は嬉しい気持ちになれるんです。そんな素敵な言葉を心の中に留めてどうするんですか。心の中に留めるくらいなら君の素敵な言葉をしっかり声で伝えて、その人を嬉しい気持ちにさせちゃいましょうよ」


 このお姉さんの言葉は私の心にすごく響きました。今まではありがとうも大好きも全部心の中で言っていました。でも言葉にして伝えるだけでお母さんもお父さんも嬉しい気持ちになるのであれば、たくさん声に出して言いたいと思いました。私は周りの人たちに迷惑をかけてばっかだから、ありがとうと大好きくらいはしっかり言えるようにならないといけません。私、頑張ります!

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