きのうの日記

山岸モナ

7月1日 決心

 簡単な日記をつけることにした。

 日記をつけるぞと決心した日が7月1日だったのでその決心について書いたこの日記は7月1日のものである。


 かといって、決心をした以外には特段述べることがない。

 日記をつけようと決めたのは、生活の大きな部分がひと段落をしたためであって、自分の生活や心と向き合う時間が取るのもよいかもしれないと思いなおしたためである。

 ここ数年は、趣味や友人との交際といった事柄をかなり制限していて、SNSも見ないような状態だったので、少し若者らしい生活をしてみるのもよいのではないかと思ったのが3日前。

 ただ、数年の間に、当然のことながら数年分の歳を重ねた私が「若者」を名乗ってよいものか、悩んだのが2日前。クリスマスケーキに例えられる年齢はいつの間にか過ぎていた。昨年の誕生日には、上司に「まだミニスカート履けるんだから大丈夫」というような趣旨の励ましをいただいたが、そも履いたことがない。

 それならば、私は何をすれば心が満たされるのか、そしてよりよい生活のために努力をしていることを実感できるのか、と問うた際に一番に日記を思いついたのが昨日。ちなみに、二番目には家計簿を思いつき、それも本日からChatGPTとともに始めたところである。


 そして、今日となったはよいけれど、一日家にいて、半日は寝て、もう半日は家の中を最低限清潔に保つ掃除や洗濯というお勤めをしたらあっという間に日が暮れている。


 最初から無理をしすぎると、続かないことはよく理解しているので、日記を書くという決心について述べたということで、このへんにしておこう。


 なにせ日記も家計簿も過去三日坊主になったことしかない。

 もし、これを読む方がいるならば、四日後に笑ってほしい。

 もし、続いていたら。そうだなあ、応援する♡とかクリックしてくれたら、はじめて続いちゃうかもしれないな。



 


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