第46話
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🎭未明の劇場・第4
仮面舞踏会の間・“愛と誘惑と芯の強さ”
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🍰紅茶を飲み干した主人公の横で、
フリルの仮面舞踏会の一人が静かに近づく。
👤仮面の者(低めの声で)
「……君は、どんな言葉よりも、言葉以外で愛される方が弱いんじゃないかと思ってね――」
そして、
🖐️ すっ…
👤「よしよし」
👦「――――ッッ!?」
※主人公、固まる。
📢コメント欄爆発:
> 「!?」
「撫でた!?撫でやがった!!」
「主人公が固まったぞおい」
「ここ撮れ高」
「切り抜き班、出動!」
主人公、どきり。
けれど――目が泳ぎつつも、すぐに真っ直ぐ前を見つめて言い返す。
👦「たしかに俺は……推しには弱い。でも!だからって流されたりはしない!」
👦「自分が着たいと思ったら着るけど、押し付けられて着るような服じゃねぇ!」
👦「愛って、そういうもんだろ!?」
📢コメント:
> 「出た!芯の強さ主人公!」
「語りが熱い」
「説教かっこいい回だこれ」
「でも耳が赤いの可愛い」
仮面舞踏会の者たちは、一瞬静まり返る。
そして――
仮面舞踏会の一人(金仮面)が静かに拍手をする。
👏「……なるほど。君は本物だね。流されず、迷っても自分で決める。そういう愛もある。いや、それこそが“真実の愛”かもしれないね」
その言葉に、ほかの仮面たちも小さく頷き、スカートやコートの裾をたなびかせて踊り出す。
🎵 仮面舞踏会はクライマックスのダンスへ――
👦「……え、何?踊るの?俺も?」
👦「なんで俺も踊らされてるんだぁぁぁ!」
※まさかの“踊らされ”イベント発生
📢コメント:
> 「踊ってるwww」
「まさかの音ゲー展開」
「真面目→ギャグ→癒しの流れが完璧すぎる」
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🎬終わりに
配信終了直前。
主人公は少し息を整えながら画面を見つめる。
👦「……今日は濃かったな……でも俺は、俺のままで、みんなと一緒に進んでいきたいと思う」
📢コメント:
> 「かっこよ」
「泣きそう」
「変態仮面舞踏会でも絆を得る男」
「推しです」
「これからも配信応援する!」
📈 ※この配信により、登録者 +820人
🎥 ※切り抜き動画、すでに4本作成されており、うち1本は再生数30万突破の兆し
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