にわか雨
駄菓子屋の軒下で雨宿りしながら、買ったアイスを食べている。西の空は明るいからすぐに止むと思ったのに、雲が全く動かない。人も車も通らない。時間が止まったみたいに雨の中に取り残されている。不安になったけれど、アイスを食べ終わったら雨が止んだ。それなのに、当たりを引き換えたらまた降り出した。
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