校舎裏で立ちションしている生徒会長を見かけてしまった。お願いだから言わないでと懇願されたので、この際だから奴隷にしてみた
蓮根
第1話 その生徒会長、俺に見つかる
『ジョロジョロジョロジョロジョロ…………』
……滴り落ちていく聞き覚えのある水の音。
俺は、木陰に隠れて小便をする何者かに気付いてしまった。
男なら一度は経験するであろう『立ちション』、我慢に我慢を重ね、ようやく訪れる至福の瞬間、あの放出した時の快感は忘れられない。
……とは言えだ。
いい歳こいて、まさか学校の敷地内でするとはな、誰が見てるかも分からないってのに、どんな変態さんだよ全く。
幼い頃はところ構わず用を足していたワンパク小僧の俺だったが、最近はマナーを重んじる真っ当な人間へと成長した……はずだ。
……仕方ないな。
ここは絵に描いたような真面目な男であるこの俺が、優しく注意を促してやるか。
「はいはい、ここはおしっこをする場所じゃないですよ。次からは余裕を持ってトイレで用を足しなさいねー!」
俺はこう見えて美化委員に在籍していて、自然をこよなく愛する誇り高き委員長なんだ。
こういった輩の好き勝手な行動の後片付けをしてるのは一体誰だと思ってる。
単純な話だろ、トイレでしなさいトイレで。
この時の俺は、てっきり男によくある『我慢できなかったから外でしちゃった』的な笑い話を予想していたのだが、まさかこの直後、脳天を撃ち抜かれんばかりの凄まじい衝撃を受けることになるなんて……一体誰が想像出来ただろうか。
とりあえず聞こえてなさそうなんで、もう少し近付いてっと……。
「おーい、聞こえてないのかぁ…………って、うぇぇぇぇぇぇぇええええ!!??」
何と、そ、そこには目を疑うような信じられない光景が……!
お、お、お、おんにゃの子が、た、た、立ったまま……してる??!!
何人たりとも侵入することは許されぬ女子の侵されざる神聖な領域。
その名も、領域名『おしっこタイム』が発動なされていたのだからな…………そりゃ神でもビビるよ。
仮に付き合ってる彼氏だとしても見ることはほぼないと思うんだ、うん。
まあとにかく、丸見えなんだよ、全てがな。
大きく股を広げて気持ち良さげに空を仰ぎながら、ホッカホカの小便を垂れ流す淫乱で卑猥、且つ惨めで穢らわしい女子生徒が、そこには居た。
「……だ、誰も見てないわよね。ウフッ、この緊張感と外で出した時の何とも言えない開放感、最っ高、快感よぉ。今日はいっぱい、いっーぱい我慢してたのだから、自分にサービスしなくちゃね♪」
……独りで楽しそうに感じている、まさに衝撃。
あの清楚系女子であるはずの生徒会長にこんな裏の一面があったなんて、女ってマジで謎すぎるよな。
木陰にひっそりと佇む俺に気付く様子もなく、未だに快感の余韻に浸りながら満足げな表情をする、現生徒会長の
俺の目の前で逝っている優秀な女子高生は、学年でもトップクラスの学力を有し、いつも皆から頼りにされているエリート中のエリート。
見た目は女優にも引けを取らないとてつもなく美人な顔立ちをしており、皆が羨む優等生、我が関ヶ原高等学校の女子生徒にとって、憧れの存在でもある。
片手で長いロングの茶髪をたくし上げながら、もう片方の手でスカートの裾を豪快に捲り上げる様は、俺の17年という人生経験の中でも、他とは比較にならないレベルのインパクトを植え付けてきた。
そう、未だリアルで見たことのなかった黒き草原と可愛らしい鮑が見え隠れしちゃっているんだからな。
股間がいつも以上に蠢いているのを耐えつつ、俺は木陰に隠れながら、その決定的な瞬間を捉えるためにスマホを構える。
カメラに特化した最新バージョンのスマートフォンを用いて、彼女の全てを盗撮……いや、悪事を罰するための確たる証拠として記録が残された。
……いやいや、犯罪じゃないからね!
これも環境保護活動の一環、美化委員としての務めだからな!
すると、正気に戻ったのか満足したのか知らないが、ようやく隠れていた俺の存在に気付いたようで、顔を真っ赤にしながら焦り始めた。
「あ、あ、あぁ、あぁぁぁ!! ちょっと……あなた……何撮ってるんですか!! ちょっ……待っ……やめて下さい! お願いだからやめてぇぇぇ!!」
うん、まあ気付くの遅すぎだけど、そんなに気持ち良かったんだ。
相変わらずカメラを向けたままの俺、普段見せない焦った表情も新鮮でギャップがあるな。
「こ、この変態! 痴漢! エッチ! スケベ! ぜ、ぜ、全部見ちゃった上に、そのスマホに私の全てを収めちゃったんでしょ? 消しなさい、早く!!」
無事に用を足し終え、ズカズカとこちらに歩み寄り、カメラのレンズを指でピタッと隠して撮らせまいとするノーパン淫乱生徒会長。
「お前なぁ……いいか、先ずは無造作に脱ぎ捨てられたパンツを履け、パンツを。下手したら捕まる」
「変態のあなたに言われずとも分かってます! その嫌らしい目付きで私に命令するのはやめなさい! そして早くスマホをしまいなさーい!」
「ふっ、何を戯けたことを言っている、生徒会長の西条蜜柑。お前は今日をもって、俺様の忠実なる下僕となったんだよ。これからは大人しく、俺に従え!」
「な、何を意味の分からないことを……あなたの下僕になどなるわけないでしょう。当然ですが、お断りさせて頂きます」
少し呆れた表情で俺に背を向ける蜜柑に対して、俺は少しも悪びれる様子なく言い放った。
「おっと、いいのかなぁ?! 生徒会長ともあろうお方が、大股開いて立ちションしてる姿を全校生徒にばら撒いちゃっても……何なら先生に動画を提出しちゃってもいいんだよぉ? 今までの輝かしい功績がパァになっちゃうかもね〜」
「あなた、な、な、なんてことを……くっ、私としたことがなんたる不覚……頼むからそれだけは……それだけはやめて! お願いだからぁ……何でもするからぁ〜〜」
「ふははははははははっ、いいだろう、今日から生徒会長の蜜柑は晴れて俺の飼い犬となった、おめでとう」
そして俺は、新たに得た奴隷に対して、最初の命令を下す。
「パンツを履け……!」
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