灼熱の快晴と日本館

 天気が良いことは嬉しいことです。

 来場予約した際も、本来であれば梅雨時な訳で、強い雨じゃなければいいなくらいの期待を持っておりましたが、いやもうとんでもなく暑いです。

 ハレにしてやったんだから文句言うな! と神様に怒られるかもしれませんが、限度ってもんがあるでしょうよ。

 もっとも、昨今の夏の暑さを知っている以上、それに対応する準備をしておくだけの簡単な話なのですけどね。


 そう思い、日傘も、ハンディ扇風機も、扇子も、冷感シートも持ってきた。

 でも、まったく役に立たない。

 パビリオンの待機列でじりじりと陽に灼かれ、私の露出している肌はすでに茹蛸の様相でした。

 幸いなことに、汗をかきます。そうするとトイレに行く回数が減ります。

 会場内のトイレはどこも混んでいるので助かりました(皮肉)


 さて、いくつかのパビリオンを回りながら、12時ごろに日本館へ突入です。


 ここでも裏話があって、本来であれば日本館の予約時間は13時からだったのです。しかし、数日前に運営からメールが届き「12:50~14:30までは一般客は入れませーん」とのこと。

 具体的な理由は記載されておりませんでしたが、当日は「モナコデー」(毎日、持ち回りで国別の日が設定されて今日はモナコの日)なので、おそらくモナコの要人が日本館を訪れるってことなんでしょうね。

 そしてそういった、やんごとなき人たちは予約も必要なく、どんなパビリオンでも好きに回れるのだろうなぁ、羨ましい。


 まあ、いずれにせよ私が予約した時間は閉鎖されます。

 その代わり、予約済みの人はいつでも来ていいよということなので、先に伺ったのです。

 というのも、日本館でしか購入できない物品を買い求めたかったから。

 それは家族に頼まれた「藻キティ」と呼ばれるキモ可愛いグッズの数々。


 全32種類の藻に扮したキティが、キーホルダーやピンバッジとしてシークレットパッケージに封入されているという鬼畜仕様。

 コンプリートしたければ、数百の単位で購入しなければならない罠。


 もちろんコンプ狙いとか、そんなつもりは無いです。

 人気商品なので午前中に完売することもあるとか聞いていたので、午後から来館される方の分も残しておかねばなりません。

 それでも、在庫が潤沢に有ることを確認し、大人の資本力で散財です。

 用途はもちろんお土産です。転売なんてもってのほかです。


 これで一応、最低限の目標を達成することができました。

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