第6話　自主企画『比喩表現』参加作品

超高温、超高圧にまで達したタンクの内蔵物が吸い上げホースの先端から怒涛の如く迸る。その熱いたぎりに堪えられなくなった爆熱王が片膝を付くと、脈動するキング・ゲイ・ダの巨体は＊＊＊（非常口です）から熱い液体を高速で噴出しながら、あたかも糸を引かれた傀儡の様に昇天していった。その場に居合わせた誰もが皆、その異様な光景に言葉を失った……


『思い出のかたち』『思い出のかたちー薄味ー』

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