ちょいと笑えるSSを!

貴中しょーた。

まずい落とし物

とある国と国が砂漠地帯で戦争をしていた。

そしてこの戦争にはたくさんの兵が投入されたのだが、

その兵のうちの2人にトムとマックという男がいた。

トムはお気楽で楽観的、マックは冷静でクールな男だった。

毎日毎日大変な戦争をなんとか生き抜いて生き抜いて

10日が過ぎた。

11日目がはじまる朝トムは叫んだ。

「大事なものを落としてしまったーーーーーーっ!!!」

マックは叫んでいるトムに「静かにしろ、うるさいぞ」と注意した。

トムは冷静になった後、うろたえていた。

あまりにも真剣なのでマックはトムに

「その落し物はどこで落としたんだ?」と聞いた。

トムは「砂漠地帯だよ。」と言った。

あまりにも広大な砂漠地帯では落し物など見つかるはずもない。

マックはトムにあきらめるよう言った。しかしトムは怒って

「めちゃくちゃまずい落とし物なんだよ!かっこつけていろいろ言うなっ!」と

逆切れしていた。

マックは呆れたように

「なら頑張って一人で探しに行け、その前に敵兵に撃たれてTHE ENDだろうけどな。」と言って見せた。

その時、声が聞こえた。「敵襲だっ!準備しろーっ!」

急いでマックとトムは装備をして砂漠地帯へ向かった。

砂漠地帯にはたくさんの敵兵がいて、とても厳しい状態だった。

次々と味方の兵がやられていく間に敵兵はどんどん近づいてくる。

焦るマックをよそにトムは何かを考えていた。

マックは「こんな時まで落とし物の心配か!?このままじゃ死ぬぞ!?」

その時トムが何かを見つけた。トムは笑顔になった。

「落とし物だ!あったよマック!これで大丈夫だっ!」

マックは「こんな時に落とし物だと!?いい加減にしろ!」とキレた。

しかし、トムは笑顔でこう言った。

「It's mine.」その瞬間敵兵の周りで爆発が起こった。

その後、何とか二人は生存できたとかなんとか。

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