第27話 人生を創る「引き寄せの法則」
すべての人の人生は「引き寄せの法則」によって創造されています。
法則ですので、利用することはできても否定することはできません。
例えば、ぼくたちは否応なく「万有引力の法則」の中に生きています。質量があるもの同士は引き合うという法則です。その中で、物は上から下に落ちます。これは否定することができません。でもそれを利用することで流しそうめんやアトラクションのフリーフォールなどができるようになります。
それと同じように「引き寄せの法則」も、利用はできても否定はできません。思考的に否定をすることは自由ですが、法則性から逃げることはできません。
ポジティブな思考ならポジティブな体験をしますが、その逆も当然にあります。
「類は友を呼ぶの法則」との違いは、意図的かどうかです。
「類は~」は日常的なその人の思考や気分、言動に合わせて体験が決まっていきますが、「引き寄せ~」は言うなれば、狙って的を射抜く、という感じです。
欲しいものやしたいこと、職業的・人物的になりたい存在など、欲求を現実化して体験するのが「引き寄せの法則」です。
ものすごく単純に言えば、思考と気分を一致させて、それに見合った言動ができれば、それが意図となり、人それぞれのタイムラグを経て現実化、体験をします。
一例を挙げると、「こんな家に住みたい」という欲求があったとします。まずはその家はすでに自分のものであるという思考と、その家で暮らしているとどんな気分がするかを想像して味わいます。そしてその家に住んでいる自分ならどんな言動になるか、それを「今・ここ」で実践します。
欲求の種類によっては、難しいものもあるかもしれませんが、「すでに手にしている」とか「すでに自分のものである」という思考と気分と言動があれば、応用はできるはずです。
日常的なことは「類は~」で積み重ね、明確な欲求がわかっていれば、「引き寄せ~」という感じで、意図的に使い分けることができます。
人生はこの二つの法則の重なり合いで創りあげられていきます。「そんなおまじないみたいな」と考えたところで、それも含んで現実化しますから、その人が法則を利用しようとしても、おまじない程度のことにしかなりません。
誰にでも次の瞬間があるのは、各法則を知らずにでも利用しているためです。だとしたら否定して終わるより、騙されているかもしれないとしても、上手く利用して、幸せに生きるほうが得策だと、ぼくは考えています。
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