草より男子(くさよりだんご)〜Boys Over Grasses ☆ラブ>コメ☆〜
まみ。
第1話 あの日見た草の名前を私はまだ知らない
「この自然公園には、いろんな植物があるんだね。」
「そうだな。ちょっと俺たち2人だけで、あっちに行ってみないか?」
「私たち2人だけで?」
「ああ。あの
「誰?
「
「誰?
「ねばねばした野菜のことだけど、もしかして
「あっ、野菜の
「もちろんそうだけど、何の話だと思ってたんだ?」
「人の名前なのかと思ってたから。」
「なんでそうなるんだか。
「あの花の話をしてたんだ?」
「そりゃそうだ。あっちには春の七草が勢揃いしてるな。」
「春の七草?全部言える?」
「もちろんだ。
「すごいね。でも名前を知ってるだけでしょ?」
「それなら一通り説明しようか?あれが
「じゃあ、あれは?」
「あれは
「こっちは?」
「
「本当に詳しかったんだね。残りのも説明してほしいな。」
「あっちが、
「あの日見た草の名前って、
「そしてあれが
「急に誰?
「
「
「ああ。ただし
「そうなんだ?」
「どちらも、あの仏像が座る台座みたいな形が特徴だ。春の七草の
「それも知らなかった。
「それから
「
「ああ。そして
「
「
「
「俺らは名前が植物名だから、嫌でも植物に詳しくなるさ。」
「そっちには私の大好きな
「それに向こうには
「うん。」
「おっと、そろそろ
(第2話に続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます