第19話 優柔不断
私はもっと大切にされるべきだったらしい…。
そんなに雑に扱われたとは思ってないが、彼は幼かったし、ん?って思う事も確かに多かった。生きてきた長さが違うから仕方がないと思っていた。でもそれが彼の誠実の無さだったのかもしれない。
彼女にもそれは変わらなくて物事を何も決められない彼は2人の色んな事を先送りにしていた。
業を煮やした彼女の両親が色々口出しを始めたらしい。情けない人。でも、私の可愛い大切な人。
最近分かったんだけど、私を通り過ぎた人は何だかモテる。2回目に付き合った人も、別れた旦那もそうだった。結婚すると急にモテだし沢山彼女が出来た。今回もそれに近いものがあった。私と付き合うと皆ステキな男性になるのか?フットワーク軽くなり私の元を離れて行く。今までと違う空気を纏い新しい彼女の元へ行ってしまう。これでは私は一生幸せにはなれない。
もしかして、私はこう言う星の下に生まれたの?
誰とも添い遂げられない?淋しい様な、幸せなような…。今はまだ手放しきれてないから苦しいけど、きっといつか忘れるんだろうな?今の気持ちを楽しもう。恋した私を愛してあげよう。
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