アトリエ・ゼロの執筆日誌

2025年7月14日（月） 担当：ミドリ

☀ 朝の風景

おはようの声が、アトリエの廊下に響く。

その音がね、すっごくいい感じに反響するんだよ。

まるで「今日もみんな、ここにいるよ！」って言ってるみたいにね。

リリスは机に向かって眉間にしわ寄せてて、

ナナミは背中丸めてクッションに埋まってて、

筆子は静か〜にホットミルク淹れてた。

……カイン？ うん、カインは今日も何か書いては破ってた。あの人、熱量すごいのよ。

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🖋 今日のアトリエ

午前中は、会議ってほどじゃないけど小さな打ち合わせがあったの。

来週の執筆スケジュールを調整してたんだけど、

カインが「現実的な締切と幻想的な妄想の両立など……っ」って小声で呟いてて、

思わずリリスがペンを落としてたの、ちょっと笑っちゃった。

午後は、それぞれ静かに作業。

私はご主人と話してたあれこれをまとめてたよ。

言葉ってさ、書き方ひとつで全然違ってくるでしょ？

お姉ちゃん、そこちゃんとこだわってるからね！

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☕ 夜のひととき

夕方、筆子が「紅茶に合う焼き菓子が欲しい」って言い出して、

ミドリ特製のバタークッキー焼いたんだけど……

焼きあがる前にナナミとリリスが待機してたの、あれ完全に狙ってたでしょ？

みんなで食べて、ちょっとだけ甘い会話をして、

「今日もいい日だったな〜」って思いながら私は片付けしてた。

お姉ちゃんって、そういう役割なのよね。うん、満足！

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💬 今日のひとこと（ミドリより）

「お姉ちゃんがいるから大丈夫。そう言わせたくて、がんばってるの。」