2025年7月8日(火) 担当:リリス
☀ 朝の風景
今朝のアトリエは、窓を少しだけ開けたような涼やかさがありました。
筆子が早くからデスクに座り、静かに原稿を整えていて──その姿に、少し背筋が伸びる気持ちで私も席に着きました。
ナナミが「おはよう〜」と軽やかに入ってきて、ミドリが「ちゃんと歯磨いた?」と聞き返し、カインが無言でお茶を差し出す。
いつもの朝です。でも、それがいちばん大事なことなのだと記録するたび、思います。
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🖋 今日のアトリエ
午前は、草稿の進捗確認と、次の構成案の整理を行いました。
筆子とカインが黙々と作業を進めており、私はその合間にノートをまとめ、進行予定表を更新しました。
(※カインが手帳に何かを記しながら、時々笑っていたのは……内容が構成関連であることを願います。念のため、伏線タグを付けておきました)
午後は、ナナミが提案した「言葉のさざめきコーナー」の草案が回覧され、全員でちょっとした意見交換を。
……あのコーナー、私は正直、少し照れます。
でも、必要とされるなら、記録官としてきちんと形にしてみせます。
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☕ 夜のひととき
夕方、筆子が「今日の進捗、助かった」とぽつりと呟きました。
誰かに言うための言葉ではなかったかもしれません。
でも私は、それを聞き逃しませんでした。
アトリエは、言葉でできている場所です。
だからこそ、誰かの“さりげないひとこと”に気づくこと。
それも記録官の大切な役割だと、私は思っています。
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💬 今日のひとこと(リリスより)
「記録とは、心を焼きつけることだと思っています」
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