時空の龍と枯れた世界樹
かげとら
第1話
その日世界は変わった。
突然できたダンジョンの出現によって。
ーーーーー7時間前ーーーーー
今日も憂鬱な気分になりながら電車でスマホをいじる。
電車が止まり、俺は駅を出て大学に向かった。俺は大学3年生であり、現在後々来る就活に対してビビり散らかしている。
「はぁ〜」
この一週間でどれくらいしたかもわからないため息をして歩き進んだ。
「今日はこれで終わりです。」
白髪でメガネをかけている大学の教授から講義の終わりが告げられた。
「なぁ。今日はこの後何もないよな。カラオケしようぜ」
そう言って俺を遊びに誘うのはこの大学に入って唯一できた親友である畑野佐久間。暇があれば遊びたいといい、彼女が欲しいと言ってくる。
「またかよ。今日はいいや。帰ってゲームしたいし」
そう言い、佐久間の誘いを断り、席を立った。
トイレに行って帰るか。
そう思い。トイレに向かう。
個室に入って出すものだして出ようとした時、急に地面が揺れた。地震だと思いとりえず鍵を開けてしゃがんだ。数分間揺れが続き、揺れが収まったと思った時、突然目の前に子供のシロクマが現れた。
「やっほー。元気?僕はダンくま。ダンジョンの案内人さ。突然で悪いんだけど今世界には多くのダンジョンが出現した。その中には多くの人間を襲う化け物がいるよ。それに対抗すべく君たち”適性者”には初回特典としてガチャをする権利をあげよう。ここまでで何か質問ある?」
いきなり説明されて頭の処理が追いつかない俺は一言言った。
「もう一度お願いします。」
「え!えぇぇもう一度同じ説明しないといけないの。わかったもう一度言うから今度はしっかりと聞けよ。今世界中にダンジョンが出現した。ダンジョンには人を襲う化け物がいて、それに対抗すべく君たち”適性者”には力あげるからなんとか対抗してね。ってこと。今度はわかった?」
なぜか二回目は口が悪くなったが、なんとなく状況は読めた。
「つまり俺はこれから力を得るってこと?」
「そう。そうだよ。まぁどんな力を得るかは君次第だけど」
「?どういうことだ?」
「君にはこれからガチャをしてもらい、スキルを得てもらう。その内容によってはバンバン戦闘ができるけど、全然戦闘できないスキルを得る可能性もあるってこと」
「なるほど。全ては運次第ってことか」
「そういうこと。っていうかそろそろガチャしてほしんだけど」
「わかった。でもどうやってガチャするんだ?」「ふふん。これを見たまえ。」
そう言ってダンくまは目の前に金色のガチャを出現させた。
「コインは入れなくていいからただ回してくれ。それと一応言っとくけど一回きりだからな。やり直しなんてできないから後悔するなよ」
「わかった。どんな結果でも受け入れようじゃないか」
「よし。じゃあ回せ」
慎重にガチャに手を伸ばし、グルッと勢いよく回した。
ポン!
ポップな音と同時に虹色のカプセルが出てきた。
「マジかよ。これって本当に出るんだ」
ダンくまが目を大きく開かせて驚いていた。
「これってそんなすごいのか?」
「すごいなんてものじゃない。ガチャで出てくる中で最高のスキルだ」
「それって最高じゃないか!早くスキルを取得したい。どうすればいい?」
「あぁ。カプセルを開いたら取得することができる」
「よしじゃ開けてって。うぉまぶし!」
虹色のカプセルを開けると同時に出た強い光が俺の体を包み込んだ
「こりゃすげぇ結果だが。まぁ頑張れよ!人間」
「ん?どういうことだ?ん!?痛い体が痛い!」
光に包まれた体が突然痛みを感じ苦しみ悶えた。
俺は数秒耐えた後すぐに意識を失った。
「ん?!ここは一体」
目を覚ますとそこにはなぜか見慣れた景色があった。
「あら起きたの。学校からトイレに倒れた状態で見つかったって聞いて本当に心配したのよ。」
母から心配の言葉を聞いて
「俺は痛みで意識を失って・・・」
「とりあえずご飯食べなさい。あなたもう5時間ぐらい気を失っていたのよ。」
「そんなに!」
「ええ。このままだと病院に行こうかお父さんと相談していたのよ」
「ごめん心配かけて」
「いいのよ無事だったんだから」
「あぁ。あとしばらく外には出ないほうがいいわ。今外はダンジョンのせいで治安が悪化しているから」
「とりあえず起きてご飯食べに下に降りてきてね」
「わかった。すぐに行く」
そう言い。俺は洗面所に向かった。
鏡を見るとそこには知らないイケメンがいた。
「え!誰?俺?いや誰?!」
自分の顔を触りながら鏡に映る自分を見て動きが一緒のイケメンを見る
「これが俺なのか?」
そこにはどこにでもいそうな黒髪の男性ではなく、誰もが振り向くような顔をした銀髪の男性がいた。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
誤字脱字などがあればコメントで教えてください!できるだけ早めに修正します!
佐野龍魔の冒険は始まったばかり……続編にご期待ください!
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