インディーゲーム開発チームが面白感覚で、V事務所作ってみた。【カクヨムコン11 エンタメ総合部門参加中】

ますくめろん

開発日記1:開発に飽きました。

「えぇ、私が開発に飽きてしまったときに、ほかの開発メンバーに提案したのがきっかけでこの事務所が誕生しました。」

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皆様こんにちは。笹本結城ささもとゆうきです。って誰に挨拶してるん俺。「まぁいいや、とりあえず次の東京ゲームダンジョンのための新作の企画書作んなゃ。」

そう言って俺は、モニターに体を向ける。中学の同級生たちと開発を始めてかれこれ10年程は経っただろうか、すっかりネタがなくなってしまった。少し前までは、気分転換にツーリングして、アイデア出してたっけ。

(そういえば、最近全くバイク乗ってなかったな。)

記憶を振り返ったりしながら、アイデアを絞り出していく。そうやって試行錯誤をしていくうちに、パソコンに一つの通知が届く。

”砂糖水ソルトの配信が始まりました。”

「あぁVTuberか、昔はよく見てたな、、、久々に見てみようかな。」

通知をクリックし、Metubeを開く。


「こんソル~!ぶいねっと3期生、砂糖水ソルトだよ~!」

:こんソル!

:こん

:今日は何するの?

:まってたよ^^

「今日はね、OVERTALEオーバーテールの続きやっていくよー!」

「前回ボス戦クリアしたけど、セーブがうまくできてなくて、ボス戦からやっていくね。」

:前回あんなに苦労してたボス戦、セーブできてなかったのかwww

:ファイトー!

:頑張って!


(やっぱりVTuberっておもしろいな、そういえば中学の時は、Vをやりながらゲーム作って、人生謳歌したいとか考えてたっけ。)そう俺が考えていた時、スタジオの扉が開いた。

「おっすおつかれい!新作の企画どんなかんじ?」

モンスターのたくさん詰まったレジ袋を持ってそう言ったのは、丸山圭介まるやまけいすけ俺の中学からの親友だ。

「今普通に詰まって、アイデア湧かないから久々にVの配信見てたとこ。」

「あね。笹本、ぽまえ最近頑張りすぎじゃね?なんか気分転換で開発以外のことでもやってみたら?一応金はあるんだし。」

「あぁ、それなら一つだけやりたいことがある。」

「どんなこと?あと、ほいモンスター」

俺は圭介からモンスターを受け取り飲みながら話す。

「俺ってさ、昔はVめっちゃ好きだったじゃん?」

「あぁ確かに、金が入ったらすぐグッズ買うし、お前が初めて作ったオリジナルゲームもV関連だったな。」

「そそ、だから俺思ったんよ、ゲーム開発者だけのVTuber事務所作ったら面白そうじゃね?って」

そう言葉を放った瞬間、圭介は飲んでいた途中のモンスターを吹き出し、驚いた様子でこちらを見てきた。

「おまえ、、、」

「ニッチすぎるかな?」

「超っ最高じゃん!!めっちゃ面白そう。」

「!?マジか?じゃあ協力してくれるか?」

「おう!もっちのろんよ」

「そしたら、開発メンバー全員緊急招集して作戦会議だ!」

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皆様こんにちは、ますくめろんです。今回が初めての作品です。文章がおかしかったり、いろいろあると思いますがよろしくお願いします。



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