『午前三時、心中談話』 青色矮星&れるく
れるく:
可愛く啼いた?乙女心は冷えて
嫉妬嫉妬、意地悪なワガママ、私は何時?
青色矮星:
ピンク色した兎が、星を咥えた?
溜息交じりの午後三時、俺は過ぎた願い
れるく:
お腹の奥で、泣き虫が私を抱きしめる
代わりにお菓子を、いっぱい頂戴なんて
青色矮星&れるく:
こじつけ論理も浅ましい
青色矮星:
藍色の世界が、瞬く惑星の唸りで耐える
君は笑えないとね、俺が手を差し伸ばした先に
青色矮星&れるく:
『居ないから』
れるく:
心の隙間はピンクモチーフの鏡で埋めるの
ダイヤの鍵も、仕立てた洋服なら可愛いでしょ?
青色矮星&れるく:
『愛した人の左隣で笑う』
青色矮星:
三日月は、宙ぶらり…
れるく:
愛して、もっと好き嫌いを言って
言葉にされなきゃわからない
青色矮星:
そんな君が、厭わしくて、愛おしい
れるく:
兎を抱きしめて、大人にならなくちゃって
リボンを口で咥えたら、愛した私が
青色矮星&れるく:
『出来損ないのお菓子かな?』
青色矮星:
粉雪の様に積もり出す、星座の鼓動を感じたら
俺は、目を閉じて『終末が近かった。』
青色矮星&れるく:
誰も幸せになれぬまま、物語を失ってさ
奇麗ごとを言えなくなったら
れるく
愛した
青色矮星&れるく:
涙腫らす毎日の、完璧を忘れたら
ただ、大切な人達と心結んで
青色矮星:
キミの世界で、宙ぶらりん?
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