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それから一瀬さんとはこだまでないところでも何度か食事を重ねた。

とても楽しい時間だった。


楽しいからこそ、怖かった。


私が普通にしているからか、はたまた本当にまだ何も知らないからなのか、やっぱり生活のことについては聞いてこない。


だけど本当は…外食が辛くて嘔吐が増えた。

眠れない日が続いて、体調も良くない。


そんな時ほどいつもなら進む執筆も…なぜか進まない。



そんな毎日が不安で、ストレスも溜まっていった。



楽しいはずなのに、それがストレスだなんて。

そんなの失礼だし、晴澄にも相談できない。



“次は夕食だけじゃなくて、1日会えないかな?”



ーー私の気持ちが溢れたのは、一瀬さんからのこのLINEだった。


あっという間だった。

楽しみより、怖さが勝ってしまうのは。


そうだ…本来私が恋人を作ろうと思ったきっかけは自分の生活を正すためだった。

自分をさらけ出して、それでも受け入れてくれる人がいたなら…この悩みを一緒に少しでも解決できないかって…。


アプリには素直に書けてた。

それなのに今の私は、それを必死に隠そうとしている。

こんな自分、恥ずかしくて見せられないって。


ちゃんとご飯食べて、ちゃんと眠って、ちゃんと人として生きなきゃ、私は本当にダメな人間だから。

普通の人ができることができないなんて、本当にダメだから。


一瀬さんの笑顔や会話を思い出すほど、1番伝えたいことが言い出せなくなる。

受け入れられなかったらって不安になる。



“ごめんなさい。行けません”




こんな自分……本当に嫌だ。


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