第30話 新堂さんに会いました
春樹から不審者の情報を聞いて、妹たちと帰るときは警戒をしながら帰ることになった。
「おにいちゃんどうしたの?」
「うん?あぁ、最近ここら辺に不審者がいるって聞いてな」
「ふしんしゃってなに?にぃに」
「不審者ってのは、初めてあった人なのに自分のことを知っている人かな」
「そうなの?」
「こっちは相手のことを知らないのに向こうは知っている。そして、幸や真菜に触れる距離で話してくる人のことだよ」
「おにいちゃんはあったことがあるの?」
「ないよ。もし、お兄ちゃんの知り合いって言っても、ついて行っちゃダメだからね」
「わかった」「うん!!」
と2人と話しながら、帰りに着こうとしたところで電話が。
「優里さん?・・・・もしもし」
「圭太君。ちょっといいかな?」
「はい。大丈夫ですけど・・・どうしたんですか?」
「ちょっと今日の献立で買い忘れがあったから、スーパーで買ってきてほしいけどいいかな?」
「大丈夫ですけど・・・幸と真菜も一緒に買い物させてもいいですか?」
「・・・もし言うことが聞かなかったら怒ってもいいからね」
「分かりました」
ということで、幸と真菜に話すことに。
「幸。真菜。お母さんに頼まれてな。一緒にスーパーに行こうか」
「いいの!?」
「あぁ。ただし、逸れないように一緒に行動しような」
「うん」
「もし逸れたら・・・お母さんに報告するからね」
「・・・ぜったいにはぐれないようにする」「・・・うん」
優里さん・・・妹たちから怖がられているのかな?
まぁ、俺と親父が甘いからな。飴と鞭だろうよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
歩いて5分のスーパーで買い物をすることに。
「2人とも。俺は手を繋ぐことができないからね」
「どうして?」
「買い物の荷物を持たないといけないからな。手を繋ぐことができないんだ」
「どうしようゆき」
「・・・ならこうする」
「そっか。まなも」
ということで、幸と真菜は俺のズボンのすそを握ることで迷子を回避する作戦に出たようだ。
「じゃあ、買い物に出発だ」
「おぉーー!!」
「真菜。人前では静かにね」
「はーーーい」
と真菜の声で何人かがこちらを振り返り、温かい目で見られてしまい、ちょっと恥ずかしくなったが、とにかく買い物を行おうとおもう。
買い物すること5分。
「優里さんからの買い物はこれで全部かな」
と確認していた時だった。
「あれ・・・野上君?」
「うん?・・・新堂さん?」
何と、俺の目の前に制服姿で買い物をしていた新堂さんに遭遇したのだ。真菜は誰って顔をしていて、幸は人見知りが発動して俺の後ろにいる。
・・・まさかの出会いに俺は固まるのだった。何で?
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