シン・短歌

シン・短歌





泡姫も

評価などを

気にすれど

おのれせい

嘘はつけない


夢がある

かりそめの日よ

泡姫は

旅立つ日まで

心は見せず


嘘と嘘

交わるからだ

のぼりつめ

快楽のあと

たがいにきざ


おはようと

泡舞台あわぶたいにて

待機する

小宵こよいはどんな

愛を演じる




泡のよう

ふわりふわりと

が降る

詠んでよかった

思うこのごろ

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