第10話 幼馴染の誘い

 学校の帰り道、ミトが話しかけてきた。


「アキくん、お願いがあるの。私たちの秘密の場所に来てくれる?」


「いいよ。先に行ってて。うちに帰ったら僕もすぐに行くから」


 僕たちの秘密の場所は、今は誰も使っていない、古い工場のような建物。

 昔から、ここでミトと二人でかくれんぼをして遊んでいた。


「アキくん、来てくれて、ありがと。こっちよ」


 ミトは僕の手を引いて、建物の奥へと連れていった。


「ここなら、誰にも見られないでしょ?」


「ねえ、ミト、なんで服を脱いだの?」


「アキくんに、私のこと全部みてもらいたいから」


 ミトは顔を真っ赤にしながら答えた。


「ミトねえ、アキくんが大好きなの。だから、ちゃんと私の身体をみて? どうかな?」


「すごくキレイだよ」


「ここは見たことないでしょ? 女の子の一番大切なところ。ここはどうかな?」


「うん、ミトのは初めてみるけど、とてもキレイだ」


「ふふ、ありがと。私にも、アキくんの身体、みせてね」


 ミトは僕の身体を脱がせ始めた。


「ねえ、アキくん、キスって知ってる?」


「知ってるよ、姉様が教えてくれたから」


「じゃあ、これは?」


 ミトは僕に優しくキスをしてくる。そして、唇の中に舌を入れてきた。驚いた僕は、一度口を離した。


「何これ?」


「大人はこうやってキスするんだって、ママが教えてくれたの。ミトの舌、どうだった?」


「柔らかい……」


 ミトがもう一度僕の口の中に舌を入れてきた。僕は思わずミトの舌を吸った。ミトの身体が震えているのが伝わってくる。


「ふふ、私、舌をアキくんに吸われて、すごく気持ちよかったよ。ねえアキくん、私、もう我慢できないよ……」


「ミト、どうしたの?」


「ママが、言ってたの。アキくんがもうすぐ●●になるって。そしたらミト、もうアキくんに会えなくなるでしょ?そんなの絶対にやだから……」


「ミトのお腹の中に、アキくんと一緒にいた証を残すの」


 ミトは自分の下腹部をさすりながら答えた。


「だから、これから私のお腹の中を、アキくんの●●でいっぱいに満たしてもらうからね」


 そういうと、ミトは僕を押し倒して、僕の身体の上に乗っかってきた。


 その後、僕は何度もミトに秘密の場所に呼び出された。

 そして、ミトに押し倒されて、身体の上に乗っかられた。


 でも、僕の上に乗っかってきたのは、ミトが初めてじゃなかったんだ。

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