たたかいのうた
縦縞ヨリ
たたかいのうた
うたうたい虫の鈴の音星灯り天におります戦友たちへ
指溶けて春は草木の糧となり音を忘れてここでおやすみ
蜃気楼柄杓すくって冷やし飴勝つも負けるも命の花よ
十四歳親を憎んで反抗期そんな言葉で癒えてたまるか
喉仏清めの炎で灰となり砂塵の君の吐息は静か
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