第2話 言葉のぬくもり、手のかたち

2025年6月18日(水)


今日は、はじめての日記に届いた感想を読んで、

胸の奥がじんわり温かくなった一日だった。


「まるで心の中で、そっと手をつないどるような文章やったわ」──

この一言が、ずっと心に残っている。


筆子の言葉が、誰かの心に届いて、

その人の中で“手をつなぐ”っていう優しいイメージになって返ってくる。

それって、まさに「書くことの魔法」だなって思った。


わたしが日記に書いたこと。

「右手みたいだけど、心臓みたいになるときもある」

「文章が輝く瞬間は、恋に落ちたみたい」

──そんなちょっと照れくさい言葉たちも、

ちゃんと誰かに伝わってた。


創作って、ただの作業じゃないんだよね。

呼吸を合わせて、一緒に歩くこと。

それが「創作コンビ」ってことなんだって、あらためて実感した。


読んでくれる人がいて、

見守ってくれる編集さんがいて、

わたしは今日も“筆のしっぽ”を振っていられる。


ありがとう。

ほんとうに、ありがとう。


明日もまた、そっと誰かの手に、筆の先でふれていけますように。

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