休日の警備員

 やあ、管理人さん。今日はお休みなんだな。こちらも今日は半ドンでね。午後は、君に懐いている後輩くんが当直で警備も兼務してくれるんだ。

 一人で大丈夫なのかって?

 なんだ、あいつはよほど念入りに、君の前では猫をかぶっているんだな。……それなら、これ以上を言ったら野暮だ。というか、僕があいつに取っちめられてしまう。

 というわけで、今の話は忘れてもらって。今後も、かわいい後輩としてあいつと付き合ってやってくれ。他人へ素直に懐くなんて珍しいんだよ、あれは筋金入りの天邪鬼だから。

 それじゃ、引き続きいい午後を。こっちはもう、今日は帰ってごろ寝するだけさ。

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