第16話 ゴールデンシアター 第二回収録

 第一回の収録が終わり、第二回の収録の前に漆原が谷口に収録の感触を確かめる。


 漆原ユミ: 谷口さん、お疲れ様でした!第一回の収録、終わりましたね。

 谷口ディレクター: お疲れ様でした、漆原さん!東動さんも。

 漆原ユミ: あの、率直に聞きたいんですけど、どうでしたか?第一回の感触って。何か気になる点とか、改善点とかありましたら、遠慮なく教えてください!

 谷口ディレクター: いやいや、杞憂でしたよ。お二人の掛け合いも自然で面白かったですし、初回から温かい雰囲気が伝わってきました。特に、養成学校時代の話とか、長年の付き合いだからこその空気感が出ていて良かったと思います。

 漆原ユミ: 本当ですか?ちょっと不安もあったんですけど、そう言っていただけると安心します。東動君の声も、最初は少し緊張している感じはありましたが、すぐに慣れてきたように感じましたし。

 谷口ディレクター: ええ、東動さんも徐々にリラックスされて、良い味が出てましたよ。「ユミのイチオシ」の選曲も、懐かしいけど元気が出る感じで番組の雰囲気に合っていました。リスナーからの反応が楽しみですね。

 漆原ユミ: よかったです!ネタコーナーの告知も、東動君との掛け合いで分かりやすく伝えられたかなと思っています。

 谷口ディレクター: はい、大丈夫です。「あなたの周りの名探偵コナン」と「〇〇王に俺はなる」のコーナータイトルもキャッチーで良いですね。投稿が集まるのが楽しみです。

 漆原ユミ: ありがとうございます!第二回に向けて、何か意識しておいた方が良いことってありますか?

 谷口ディレクター: そうですね…初回が良い流れだったので、この調子で、お二人の個性を活かした自然な会話を続けていくのが一番だと思います。リスナーの方に、お二人の人となりが伝わるような、そんな番組になっていくと嬉しいです。

 漆原ユミ: 承知しました!ありがとうございます。これからも色々相談に乗ってください!

 谷口ディレクター: もちろんです!第二回も楽しみにしていますよ!では、収録始めます。


(番組開始のジングルが流れ出す。前回よりも心なしかリラックスした、賑やかで懐かしい雰囲気のメロディー。)

 漆原ユミ: 皆さん、こんばんは!そして、おはようございます!こんにちは!

 いつでも、この番組を聴いてくださっているあなたに、たくさんのラッキーが舞い込みますように!漆原ユミの『ゴールデンシアター』、第二幕の開幕です!


 漆原ユミの「ゴールデンシアター」は「ゴールド全買取り」の提供でお送りします。

 ~ラジオCM略~


(前回よりも少し大きめの、活気のある拍手のSE)

 

 漆原ユミ: さあ、先週に引き続き、今週もこの方と一緒にお届けします!東動君、今週もよろしくお願いします!

 東動(少し落ち着いたトーンで): 皆さん、こんばんは。東動裕方です。今週も漆原さんと一緒に、皆さんに楽しんでいただけるような時間をお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 漆原ユミ: 東動君、今週も頼りにしてますよ!さあ、今日はどんな話題からいきましょうか?何か、東動君が最近気になっていることとかありますか?

 東動: そうですね、実は先日、ちょっと面白いニュースを見かけまして…。

(和やかな雰囲気で、二回目の収録が始まった。)

 ちょっと狭い話題なんですが、先輩芸人の「只見誠二」さんが本を出版されるそうなんです。

 漆原ユミ: え、本当ですか!只見誠二さんが本を出すんですか!それはちょっとしたニュースですね!どんな本なんでしょう?

 東動: ええ、僕も風の噂で聞いただけなので、詳しい内容まではまだ耳に入ってきていないんですよね。

 漆原ユミ: なるほど~。只見さんって、私たち養成学校の頃から本当に雲の上の存在でしたからね。あの独特の間の取り方とか、誰も真似できないじゃないですか。

 漆原ユミ: うんうん!そうだ、次回のネタコーナーでは、「もし只見さんが本を出したら、どんな内容か?」みたいなテーマでリスナーの皆さんから予想を募ってみるのも面白いかもしれませんね!

 東動: それは良いアイデアですね!リスナーの皆さんも、きっと色々な想像を膨らませてくれるでしょうし、只見さんご本人をゲストに呼べたら面白いですね。

 漆原ユミ: そうですね!まずは、どんな本が出るのか、情報をキャッチしていきたいですね!もし何か情報が入ってきたら、番組でも紹介しましょう!

 漆原ユミ: では、CMです。


 ~ラジオCM略~


 ~ 略 ~


 漆原ユミ: あっという間にお別れの時間となってしまいましたね。東動君、今日もあっという間でしたね!

 東動: 本当にそうですね。楽しい時間はすぐに過ぎてしまいます。

 漆原ユミ: 今週も、色々な話題でお届けしてきましたが、皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか?東動君が気になっているニュースのお話から、最近の映画の話まで、盛りだくさんの内容でしたね!

 東動: そうですね。そして、皆さんお待ちかねのネタコーナー、「あなたの周りの名探偵コナン」と「〇〇王に俺はなる」、そして「もし只見さんが本を出すとしたら、どんな内容か?」への投稿も、引き続きお待ちしております!

 漆原ユミ: はい!採用された方には、番組特製『ゴールデンステッカー』をプレゼントしますので、どしどしお送りください!宛先は、番組ホームページをご覧ください。おハガキでも受け付けていますよ!

 漆原ユミ: さあ、それでは皆さん、今日もお付き合いいただき本当にありがとうございました!最後に、今日の一曲をお届けして、お別れとしたいと思います。この曲を聴くと、なんだか明日も頑張ろうって気持ちになれるんですよね。それでは、お聴きください。Kiroroで「Best Friend」。

(Kiroroの「Best Friend」が流れ出す)

 漆原ユミ(曲に合わせて小さく口ずさみながら): いい歌ですよね~。

 東動: 皆さん、お相手は構成の東動裕方でした。

 漆原ユミ: そして、開運芸人の漆原ユミでした!また来週!

(番組エンディングの音楽がフェードインしてくる)





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