「秋風ほんの少しだけ」



朝夕に少しだけひんやりとした空気を感じる

さらさらと肌を撫でる風が心地良い

桜の葉が少し黄色く色づいて

空の雲も薄く桃色に色づいて

はっきりとした色彩の季節が過ぎようとしている


夕日が沈む時間が早くなった

虫の音もりりりりと涼やかになった

秋風を感じるのは嬉しい

けどほんの少しだけ寂しくなる


ほんの少しだけ。





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