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  • 人を撮るならレンズが二つへの応援コメント

    この小説「人を撮るならレンズが二つ」を読ませていただき、非常に痛快で現代的な学園ドラマだと感じました。

    まず、冒頭で描かれる陰湿な「嘘告」といういじめと、それに怯える太田君や細井君の姿は、読んでいるこちらも胸が苦しくなるようなリアリティがありました。スクールカースト上位の陽キャグループの悪質さが際立っており、彼らへの嫌悪感が募るほどです。

    そんな中、多聞朝日というキャラクターが登場することで物語の雰囲気は一変します。一見、痩せて猫背で貧相な外見ながら、その言動は常に飄々としていて掴みどころがなく、目の奥には熱を帯びた光と意味深な笑みをたたえている姿は、まさにトリックスター。彼が「黙ってやられる性格だと?」と問いかける場面や、「楽しみにしとけよ。俺がどんな反応するか」と宣言する場面では、これから何が起こるのかという期待感と、彼に対するある種の畏怖がないまぜになったような感覚を覚えました。

    物語のクライマックスであるクラブ活動紹介での暴露シーンは、圧巻の一言です。多聞君が周到に準備を進めていたことが明らかになり、情報部のメンバー(元新聞部、放送部、写真部など)のスキルや、サバゲー同好会などの協力体制まで築き上げていたことには驚かされました。「元放送部の機材以外に、スマホのカメラも使っています」「超望遠レンズでの撮影」といったセリフは、まさにタイトル「人を撮るならレンズが二つ」を体現しているかのようです。単に証拠を撮るだけでなく、効果的な見せ方、そして教師や他の生徒を巻き込む戦略、さらには物理的な妨害への対策まで用意周到で、彼の知略と行動力には舌を巻きます。

    嘘告の現場の映像がスクリーンに映し出され、加害者たちの顔や言動が全校生徒と教師の前に晒される場面は、まさに「ざまぁ」展開の極致で、読者として大きなカタルシスを感じました。特に、多聞君が奪われたゲーム機の話をユーモラスに、しかし被害の深刻さを織り交ぜながら語ることで、会場の空気を巧みに操っていく様子は見事です。

    この作品は、単なる復讐譚に留まらず、情報がいかに強力な武器になり得るか、そして一見弱者に見える個人でも、知恵と勇気、そして仲間との連携があれば強大な力に対抗できるというメッセージを伝えてくれているように感じました。

    多聞君のキャラクター造形は非常に魅力的で、彼の冷静沈着さと時折見せるユーモラスな一面、そして内に秘めた強い意志が物語を力強く牽引しています。読後感は非常に爽快で、思わず「よくやった!」と声をかけたくなるような作品でした。新入生が「情報部、入りてぇかも」と呟くラストシーンも、多聞君の計画の成功と、新たな変化の兆しを感じさせてくれ、希望に満ちた終わり方だと感じました。

    素晴らしい作品をありがとうございました。

  • 人を撮るならレンズが二つへの応援コメント

    嘘告と散々言ってますが、正確には恋愛詐欺か美人局(つつもたせ)という立派な詐欺罪です。通常の美人局は男性側にも罪の追求行きますが、今回のケースの場合には美人局の実行犯の女生徒含むバスケ部のメンバー全員が対象として扱われる事に。詐欺罪等で警察に捕まった上、部は廃部勧告。実行犯の特に中心核の数名は退学処分となると思います。

  • 人を撮るならレンズが二つへの応援コメント

    バリツとは随分とマニアックなものをw
    うろ覚えなので間違ってるかもですが、ステッキを使った武術でしたっけ。