編集済
むっつめへの応援コメント
リクエストにお応えしまして、良い点と問題点をまとめて書き連ねます。
ひとつめ
田植え機を「や」で詠嘆し、結句で「前へ前へ」と字余りですが、それが返って推進する力強さを感じます。本来、字余りは推奨しませんが、これは活きた言葉になっていて良い感じです。
問題は中七です。ここのフレーズは田植え機の力強さを表現出来ているとは言えません。
ここは推敲をお勧めします。
ふたつめ
「水面に映る青」のフレーズは田植えに限らず沢山あります。一般的に類想の句と言われるものです。
水面に映るのフレーズを使うなら、意外なものを配置すると俳句としての面白さが出てきます。
自分の心を詠むのも大事ですが、句を読む人の意表を突くネタを仕込むのも楽しいものです。
みっつめ
時事ネタを仕込むとは中々挑戦的です。面白いのですが、ここでは視点の使い方を指摘しておきます。上句の「田植えする」は名詞+するの複合動詞になります。「植える」は動詞なので、他人行儀な感じを受けます。
この句の場合、「米足らず」の御時世でも「自分が」田に植えると読み取れます。
「田に植える、田を植える」でも立派な季語になるので、自分の行動か、他人を見ているのか、ここをはっきりと意識することが大事です。曖昧にしているとちぐはぐな句になってしまいがちになります。
更に語順を変えて推敲すると俳句らしい余韻が生まれます。
よっつめ
「前ならえ」は面白いです。整然と苗が並ぶ光景を、動詞の命令形で自主的に並んでいるかの様に認識させます。だとすれば、季語の選択が合っているかの問題です。
この句の場合、田植えの光景よりも苗そのものを季語にした方が断然活きます。
それを踏まえて推敲することをお勧めします。
お題が「田植え」でも、必ずしも季語が田植えでなくても良いのです。
いつつめ
これは副題を踏まえても、ちょっと句意が読み取れないです。
色の判別がつかない=色盲ならば、色が他人と違うだけで見えている筈です。決して白黒の世界ではないです。結句の字余りも色盲である必然性がなく、ちぐはぐな表現だと感じました。
緑内障等で見えなくなったのならば、上句のフレーズを変える必要がありますが、見えなくなっても手に触れた感触で青田の光景を思い出すことができた、とした方がドラマ性があると思います。
むっつめ
俳句の基本ですが三段切れは止めましょう。
良い句は読み上げる時のリズムも良いのです。三段切れはぶつぶつ切れてリズムが悪い。
助詞(助動詞)や動詞の連用形・連体形で繋ぐのが良い形になります。切れ字や切れは一箇所がバランスが良いです。
同じ理由で中八も避けた方が良いです。実際に読み上げると分かるのですが、絶妙に読みにくいのです。句跨りという技法もあるので、一概に言えないところもあるのですが、音数や韻律を意識するようになるまで避けるのが吉です。
この句は中八の語順を変えるところから、推敲することをお勧めします。
@namakesaruさんは取り合わせの俳句を身につけるのが上達の近道かと思います。
読者に言葉の余韻や叙情を意識させるにはどうすれば良いか、ここを常に意識することがとても大事です。その練習に取り合わせの句が効果的なのです。
十二音のフレーズ+季語、季語+十二音のフレーズが基本の型です。
お題毎に十句以上を作句するのが目安と考えて下さい。推敲は別です。
その中から良句と思うものを選ぶと半分は使いものになりませんが、後々材料に使えます。
随分と好き放題書き殴った長文になってしまいましたが、上達の道は長く険しいです。
今、星を付けていません。推敲の句を見て、良いと感じたら付けていく所存です。厳しいと思いますが、モチベーションにして欲しいです。
頑張って下さい。
追記、みっつめの動詞についての書き込みが間違っていたので変更しました。ごめんなさい。
深夜のテンションは怖いですね。
これは俳句に限ったことではないですが、自分でもなにか変と感じたら大概駄目です。そこを納得するまでしつこく推敲するのがとても大事です。
駄目と判断したら、何十回推敲しても次作に活かすと割り切ることが上達の道になります。
作者からの返信
早速のご教授ありがとうございます!
三段切れを筆頭に、水面に映る青など、視点を意識することなど、基本を教えていただきありがとうございます。必ずお題を使用せずとも良い、というのも勉強になりました。
ご指摘いただいた個所を推敲してみます(推敲したものを表に出すかどうかはわかりませんが)。
褒めていただいた点も多く(ポジティブすぎますか?)、嬉しかったです。
せめて、ナニコレ? と言われない程度には上達したいですねえ。
素人俳句にお付き合いくださりありがとうございました。
また、ご指摘いただけますと幸いです。
感謝
むっつめへの応援コメント
うーん、いまどうなんでしょうね。静かなんでしょうか?
作者からの返信
ここらあたり(田舎)は、本当に静かになりました。昔は窓を開けて就寝したものですが、最近はエアコンに頼りますし防犯の目的もあるので窓は占めたまま、ということもあるかもしれないですけれど。
さみしいですね。
むっつめへの応援コメント
自主企画へのご参加ありがとうございます( ᴗˬᴗ)
「前ならえ」が可愛くて好きです。確かに植えたばかりの整列した苗は、体操の時間の子どもたちみたいに見えますね(*^^*)
田植え時にはまだカエルは大人になっていないのでは? 苗とともに大きくなって、やがて大合唱を! ウシガエルのうるさいのには閉口しますが(^_^;)
作者からの返信
冬眠してた蛙がきっと…いる、かな…?
コメントとご感想ありがとうございます。
むっつめへの応援コメント
そのまま歌詞になりそうな句ですね。不思議と余韻が感じられて味わい深いです。
作者からの返信
蛙の鳴き声が年々減っていくさみしさを表現しました。さみしさを伝えることができたようで嬉しいです。