アイデア止まりの溜め場
@nseika
クズとビッチの踏み台 [ラブコメ、現代]
2年3組の
GW明けの彼はまた彼女と別れたばかりだった。
「また?」彼の隣に来る少女は呆れた。
「君もでしょう?」同じ呆れた目で彼は言い返す。
「まあね。いつもの事でしょう、お互い様」
「君相手は童貞に荷が重すぎだよ」
「うっさい。っていうか、クールダウン期合ってるの珍しいね」
彼女は
お前らもういっそデキちゃえ、と周りから散々言われた二人だが、今までそんなそぶりは見せなかった。
「救済を求める初心な心はまだあるから」
実は二人にもう一つ、秘めた共通点を抱えている。「初恋は猛毒だ」という考えは二人に深く根付いた。
===
コンセプト:
「清い」ではない主人公とヒロインと、初恋の猛毒を怖がる二人。
実は二人ともお互いの初恋でした〜 みたいなチープな展開ではない。二人ともはちゃんと自分の初恋を持って、それはとっくに散った。高校で出会った二人はお互いの似た価値観に惚れている。しかしこれは信頼と友愛だけでむしろ付き合いたくない。
高校生になった二人は初恋の男女と付き合い、彼ら彼女らに初恋の理想と猛毒を安全に消化する事を手伝うのがライフワーク。
キャッチコピー:
初恋はフィックションに限る
キャラ:
・
男子主人公。
中学時代は彼女を持っている。両思いだから彼は彼女の理想を答えるのも彼氏名利と思って頑張った。彼女の要望と期待に鍛えられて、良い彼氏になろうと努力したが、現実を知らない理想は追いつくわけには行かない。なんで言わないと分からない、なんで自分ばかり頑張らなきゃいけない、全然楽しくない。修司は壊れて彼女と喧嘩、暴力まで振るった。
高校に入ってから容姿と性格のおかげでモテまくる。彼の「
高校の初めての彼女は数ヶ月しか保たず、その後はまた別の女子と付き合う。不思議なこと、彼の元カノは一人も彼の事を嫌悪しない。
いつの間にか男子からは真面目で長く続きたいなら御梁の元カノがいいと噂される。
・
女子主人公。
中学時代は初恋に落ちて酷い依存症に犯される。幻滅の逆恨みで初恋の男の人生を滅茶苦茶にした後に来た後悔から彼女は初恋という猛毒を恐れている。恋愛に飢える彼女はしばらく男遊びをしたが、それもいずれは飽きた。
高校に入ってまた男と付き合うけど、彼女は割とウブな童貞を選ぶ。彼女の元カレと同じ目に遭わないように彼らに女子の扱い方を丁寧に教える。それは彼女にとってある種の罪滅ぼしである。その中で彼女の事を幸せにする人があれば、という淡い期待を抱いたが、一人も見つけなかった。
いつの間にか女子の間で彼女は「踏み台」か「実験台」と揶揄されていたが、実際に彼女の元カレたちの恋愛に関しては女子から好評されている。
過去のせいで両親とは嫌悪な関係で両親は離婚して壱火はほぼ無いにもの扱いされている。
・
修司に告白した少女。
修司の他の元カノと違って彼女は恋愛感情で付き合いたいわけではないと告白した、だから修司もそのつもりでお互いは期限付きの擬似カップルを分かっててしばらくの間に暇潰しをする。
純香は修司の初カノの友達だった。他の同級生と違って彼女はその友達の初恋に狂わせる姿を間近から見たため修司の事を攻めない。代わりに修司の事が気になっている。また、友達の成れの果てを見たため、恋愛に関しては常に冷静。
・
壱火の今カレ。
気弱そうに見えていかにも童貞に見える後輩が投げなしの勇気を搾り出して華やかな壱火に告白し、無事に付き合う少年。壱火は修司がまた新しいカノジョが出来たから自分も新しい相手を見つけようと考えてその告白を受けた。
実際はヤンデレ男。壱火の事を少しずつ追い詰めて、周囲に陥って自分に依存させようと企んだ。彼は壱火の過去(元カレを悪者に仕立てて人生を壊す)事を知ってて、自分だけが彼女の心の深い傷を癒せると本気に信じている。
プロット:
1章
起:GW明け。修司と壱火はちょうどお互いの恋人と別れて一時は休めると楽しく談笑する。なのにその日のうちにある少女、余川純香は修司に告白をした。つまらなさそうに修司の新しい交際を見る壱火は後輩の告白をあっさり受ける。
承:修司と付き合う純香は自分が修司の初恋の友達だと明かした。友達のした事を謝罪する筋合いじゃない彼女でした。しかし、自分の目で親友の姿を見た彼女は修司の視点をずっと知りたかった。
そのうち、陽と付き合い始めた壱火は彼氏の頑張りにとっても楽しかった。ただ彼女は知らなかった、彼は一歩ずつ壱火の居場所を奪おうとする。いずれ、壱火の過去の話は噂になって、壱火は学校に来なくなった。
転:心配する修司は人脈を使って壱火のために立ち上がる。同志と思う彼女に対する悪口を堂々と弁明して彼女の為人を説く。今まで自分にでも話していない壱火の過去話はどこから漏れるか知らないが、壱火の最近の言動から彼女の今カレを怪しんでいる。
純香は修司への恋心を自覚して、彼にもう一度告白をしたが、振られた。これはただ答え合わせだ、純香だって恋を成熟するよりも初恋に片付けようとしたいだけ。彼女に見送られて、修司は壱火を助けに行く。
結:自分と壱火の友達(いわゆる遊び人たち)の協力をもって修司は陽の家で監禁された壱火を救出する。その後は彼女を助けるために修司は壱火に付き合おうかとの案を提示する。
2章
起:付き合い始めた修司と壱火は日々を楽しんでいるけれど、修司はある事を悩んでいる。彼の今まで抑えている感情は付き合うをきっかけにもう止められなくなった。しかし壱火はずっと慎重に友達のような関係を続ける。
承:修司は壱火の事をずっと大事にしている。自分と似た恋愛観を持っている彼女の事は理解者だと思っている。だからこそ今まで彼女の事は友達以上になりたくない。恋愛はいずれ別れに繋がると分かったから、強くなる感情は身体を重ねるような軽い関係で誤魔化した。する度により強まる事は誤算だった。
転:秋祭りと重なる壱火の誕生日に修司は改めて告白をする。
回想:壱火は修司の事が好きだった。元は恋愛感情じゃない、今だって近親感の方がしっくりする。発端は一年のころ彼女が修司と元カノの会話を偶然聞いた。修司は嬉しそうに別れようと告げる元カノを誉めて励む姿を見て、自分は許されるような気がしたからだ。しかし自分はもう大恋愛が出来ないと思う彼女はずっと友達以上になりたく無い。
結:お互いの気持ちを確認して、いずれ終わりが来てもその時に考えればいい。お互いのことが大嫌いになる可能性もあったし、今は今で楽しめばいい、初恋煩いに犯される人でもあるまいし。そうして二人は新しいスタートラインを引く。
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元の投稿:https://discord.com/channels/1211498324264357888/1272972669645488138/1276870759548981311
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